日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】望月優大著 「ふたつの日本-「移民国家」の建前と現実-」(講談社現代新書)

2022-06-22 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 割と頻繁に海外に出かけるようになってからだろうか、海外から日本にやってくる人々とくに「居ついてる」人々が気になるようになった。昨今では入管でスリランカ女性が死亡したり、ウクライナ難民が特別扱いを受けたり(その他の難民の扱いと格差の根拠は?)と、日本にやって来る人々への対応が話題になっている。

 本書は、海外からやってきて日本に「居ついている」人々たちの内訳や理由の分析を中心に、そういう人々をどう遇してゆくべきかまで論じている。年代ごとの出身国分布や来日理由の解説は判り易く、特に出稼ぎ目当てで来る人々が景気動向によって大きく影響を受ける分析は納得。逆にカネ目当てでなく来日する理由が気になる。特定の文化的興味以外、何を好き好んで高温多湿で自然災害が多く、居住外国人への風当たりは強い日本にやって来るのか。そこは本書のテーマではないらしい。

 政府の来日外国人に対する建前と本音に関する説明は良く判った。ただし、「不良外国人の選別」に対する批判的論調には同意できない。国籍を問わず、「危険分子」は排除したいのは当然ではないのか。思想統制や宗教差別までには至っていないし、諸外国だってビザ発給や入国書類に「訴追を受けたことはありますか」的な質問があるのは珍しくないのだから、日本だけがユルユルに誰でも歓迎と言う必要はないはずだ。とは言え、今の難民認定のハードルを始め、入管制度や運用については厳し過ぎると思う部分は確かにある。

 2022年6月12日 実家より戻る電車中にて読了
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2022年6月12日 【バイク】バーディー90(BD43A)伊豆半島プチツーリング(県道12/14号)

2022-06-21 06:00:00 | バイク・自転車
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2022年6月12日 【バイク】バーディー90(BD43A)点検整備

2022-06-20 06:00:00 | バイク・自転車
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【本】吉田敏浩著 「宇宙樹の森-北ビルマの自然と人間その生と死」(現代書館)

2022-06-17 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 北ビルマ(あえてミャンマーと呼ばない、もちろん理由あり)に数年間滞在し、現地のゲリラや村人と寝食を共にした著者の記。1,000㎞におよぶゲリラ行軍に伴った期間が主なのだが、軍隊物とは程遠い。どこまでも続くジャングルを、政府軍に見つからぬよう時には夜中に行軍し、山中でも村には泊まらず露営することしばしば。そんな中で出会ったさまざまな動植物、飲食物、風習、伝承などが記されている。

 極めつけはマラリア闘病記、マラリア罹患は発生地域に行けば珍しくないが、著者は医療施設どころか薬さえ入手できないような山中で発症してしまい、しかもそれが悪性。同行のゲリラや村人の手厚い看護、最後にはシャーマンによる祈祷で意識不明の重篤状態から脱したと言う。しかもマラリア原虫は著者の体内に残り、日本帰国後も時おり活動して著者を苦しめると言うから大変なもの。そんな目に遭いながらも著者が嫌いにならない、北ビルマ地域の魅力とは何か。たぶん、最先端の文明生活からは程遠いプリミティヴな生活、そのため無償で助け合い生きてゆく(そうせざるを得ない)村人たちの優しさなのかなと。

 しかし、作中に紹介された食べ物飲み物、個人的にはどれもそそらないばかりか避けたい感じのものばかりだった…

 2022年6月11日 実家にて読了
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2022年6月10日 【バイク】バーディー90(BD43A)アクセサリ取付その1・前輪回り編~

2022-06-17 06:00:00 | バイク・自転車
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2022年6月9日 【バイク】バーディー90(BD43A)燃料添加剤の使用

2022-06-16 20:00:00 | バイク・自転車
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2022年6月9日 【バイク】バーディー90(BD43A)登録

2022-06-16 06:00:00 | バイク・自転車
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2022年6月8日 【バイク】YBR125(FI#2)前後スプロケ、チェーン、オイルシール交換

2022-06-15 20:00:00 | バイク・自転車
 先日の12か月点検で、我がYBR125はスプロケットの摩耗とオイル滲み(漏れる予兆)を指摘された。即刻部品を調達し、作業日時を予約し、今日に至る。 ちょっと調べれば先達の経験談から品番が判り、ネット通販で早ければ翌日には部品が届く。直近で一番ままならないのは自分のスケジュールだったりする。 梅雨入り前に作業を済ませてしまいたかったのだが、あいにく今週の月曜日に梅雨入りしてしまった。まあ降ってなければ良いが。

ショップで指示されて手配した部品は以下の5点。
(1)F(ドリブン)スプロケット:14T(純正歯数)のまま
(2)R(ドライブ)スプロケット:45T(純正歯数)のまま
(3)チェーン:428サイズ
上記3点の激安セットをamazonで発見、人身御供的に買ってみた。スプロケット は新車から2万㎞、チェーンは1万㎞時交換でまだ使えたがキリよくセットで交換することにした。この激安セットも、1万㎞は持って欲しい。

(4)ドライブシャフトオイルシール:純正品番93101-12173(93101-12803の互換品)
(5)シフトシャフトオイルシール :純正品番93102-20143
 ショップで教えられた情報をもとにネットで「YBR125 エンジンオイル漏れ」 で検索すると交換記が何件もヒットしたので、それぞれに書かれている品名と部品番号とをメモ。どれも一致したのでamazonで検索してアッサリ買えた。

 交換は1時間とかからず完了した。自分が購入&定期点検を行っているこのショップ、持ち込み部品はダメなんてケチなことは言わず「むしろユーザが用意してくれた方が助かる」と言い切る。探したり発注する手間は省けるし、仮に揃えたのが違った部品でも責任を取らなくて済むし。ユーザーの多いYBR125なので情報入手は容易だったが、同じ輸入車でもマイナー車種だと大変そうだ。

 過去、このクラスのバイクは1万㎞を超えると次第に交換部品が増え、面倒だし不経済だからと買い替えに走っていたが、やはりこうした「大物」を交換するようになってきた。さて、どういうタイミングで乗り換える決心をしたら良いのだろうか。
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2022年6月6日 【バイク】バーディー90(BD43A)ロングツーリングの可能性は?

2022-06-15 06:00:00 | バイク・自転車
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【本】多田 治著 「沖縄イメージを旅する-柳田國男から移住ブームまで-」(中公新書ラクレ)

2022-06-14 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 沖縄と言えばホワーンと思い浮かぶ、ステレオタイプなイメージってあるじゃないですか、自分もだけど。しかしそれってどうやって「刷り込み」されたんだろう?北海道のクマ、東北のこけしもそうだけど(違うか)。と言う疑問に答えてくれるのがこの本。メチャクチャ正確な年月や掲載メディア等がリスト化されているわけではないが、「本土人」が沖縄(本島)を知り、八重山(諸島)を知り、現地に旅し、逆にそれを受け入れることで沖縄(の人々)がどう変わって来たかを、幾つかの年代に分けて解説している。

 読むと、確かに自分が沖縄を知り行くようになったのは本当に最近のことで、しかも大した知識は持っていないと気付かされた。そりゃ移住を志す熱愛派と違い、せいぜい年数回出かけるセフレ派(もう少し良い表現は無いのか?)だから。ちなみに昨年の訪沖回数は、本島2回・宮古2回・石垣2回の計6回、のべ15日ほどの滞在だった。今年は先週末の1回のみ。

 気候はもちろんだが距離的にも、歴史的にも、日本本土とは離れた存在と感じることの多い沖縄が人気の理由はなぜか、一方で沖縄の人々は訪問客をどう感じ受け止めているか、両方の視点から書かれた文章で、非常に興味深かった。

 2022年6月6日 自宅にて読了
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