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「ラブコメ」原田マハ/みづき水脈

2013年07月06日 09時40分40秒 | 読書(エッセイ&コラム)

「ラブコメ」原田マハ/みづき水脈

勘違いしてはいけない。
ラブコメとは、『ラブ米』のこと。
つまり、米を愛する2人原田マハさん、みづき水脈さんによる稲作体験記。
まぁ、ラブコメディと言えないこともないけど。
・・・対象が「お米」というだけで。

原田マハさんと言えば「楽園のカンヴァス」が有名。
昨年、当ブログでも取り上げた。(→「楽園のカンヴァス」原田マハ
私の印象では、泥にまみれて米を作るような方には思えなかった。
おしゃれな都会人のイメージ。
いったいどうなるんだろう?
収穫できるのだろうか?
興味津々で読み進んだ。

本の半分は、漫画家・みづき水脈さんが担当。
言葉で説明しにくいところを、絵で説明してくれる。
これがとっても分かりやすい。
至れり尽くせりの作品だ。
とても楽しめる。
私も稲作を体験したくなった。

P56
自然農の鉄則は、みっつの「ない」である。
①耕さない。②肥料を施さない。③農薬を使わない。
このみっつを、農業に従事している人が聞くと、「えっ」となるのだそうだ。③無農薬は最近では珍しくないし、むしろプレミア感があるが、①と②は、あり得ないんだそうだ。

途中で、みんなで案山子を制作するシーンがある。
P84
一体は「ガ●スの仮面」の姫川亜弓、もう一体は「O●E PIECE」ルフィ。

・・・う~ん、見てみたい。

【ネット上の紹介】
米作り、やってみました! 日本人が何より好きな白いご飯。震災後の今、目指すは自給自足生活。 とにかく一度作ってみようと、楽しくも過酷な米作り体験ををつづったエッセイ(原田マハ)+コミック(みづき水脈)
【目次】
原田マハ(はじめに;旅先の風景;マクロビ、実践と挫折;蓼科の磁力 ほか);みづき水脈(登場人物紹介;種もみ選別;もみがら燻炭;苗床作り ほか)