「喪の女王」〈全8巻〉須賀しのぶ
外伝と番外編を抜かして、本伝のみを再読している。
いよいよ『流血女神伝』シリーズ最終章、「喪の女王」を読んだ。
いよいよ『流血女神伝』シリーズ最終章、「喪の女王」を読んだ。
これにて本伝、再読終了。(次回再読はいつになるだろう?)
今回もネタバレありなので、ご注意!
今回もネタバレありなので、ご注意!
3巻目P173
「わたしは順応性あるもん。だって、王子と奴隷と小姓と海賊と総督もやったもんね。修道女ぐらいできるよ。だって、べつに戦ったり、誰かを欺いたりする必要がないもの」(今回は、修道女だ!これだけ色んな役になるヒロインは珍しいぞ)
5巻目P171
ロイは親指と人差し指で、金貨の形を作った。
(日本では、これでお金を意味するが、西洋でこれをやるとエッチな意味になると聞いたことがある・・・実際どうなんだろう?)
【蛇足】
4巻目P218
(誤)しか彼女が行った
↓
(正)しかし彼女が行った
【おまけ】
この物語にはモデルがあると、皆さんお気づきと思う。
バンディーカ=エカテリーナ
ガンダルク=サンクトペテルブルク
ルトヴィア=ローマ帝国
エティカヤ=オスマン・トルコ
他に気づいた方がいたら教えて。
【ネット上の紹介】
大祭のザカールを襲った大地震により、囚われの身からからくも逃れたカリエは、その身を挺して助けてくれたエディアルドとともに新しい旅を始めていた。胎内には、千人目のクナムとなるであろうリウジールの子を宿し、癒しきれぬ心の傷を負って…。しかし二人の逃避行を容認できない王バルアンは、執拗なまでにその行方をさぐろうとしていく。流血女神伝シリーズ・最終章スタート。