「帝国の娘」(上・下)須賀しのぶ
こういうのを大河小説、と言うのでしょうね。
あまりに長いので、なかなか読み返す機会と気力が涌かなかった。
しかし、このところ「読み返したい」という思いが強くなってきたので実行した。(約10年ぶり)
『流血女神伝』シリーズ、第一章が「帝国の娘」(上・下)である。
萌え要素満載だ。
2度目でもおもしろい、一気読みだ!
【参考】
次のような構成になっている。
「帝国の娘」(上・下)
砂の覇王〈全9巻〉
女神の花嫁〈前・中・後〉・・・外伝
暗き神の鎖〈前・中・後〉
喪の女王〈全8巻〉
天気晴朗なれど波高し。(1)(2)・・・番外編
本編22巻、外伝3巻、番外編2巻、全27巻
【ネット上の紹介】
女神の僕たる神鳥リシク、その翼から生まれたテナリシカ大陸の西に位置する大帝国・ルトヴィア。辺鄙な山村で平凡に暮らしていた少女カリエは、ある日突然さらわれ、ある高貴な人の身体わりにされた。礼儀作法から武術まで、過酷な訓練の日々、冷徹な教育係エディアルド、宮廷をゆるがす謀略―カリエは持ち前の負けん気と行動力ですべてを乗り越えてゆく。ただひたすら、生きるために―魂ゆさぶる大河少女小説開幕。