この頃よく考えるのが、(自分自身の)『老後の費用』。
やりたいことがあっても、先立つものが無いと、身動きがとれない。
いったい、いくらあったら安心なのか?
一番不明なのが介護費用。
朝日新聞のコラム『続・お金のミカタ』の特集で、
『老後の費用を考える』①②を読むと、具体的な例をだして、費用を概算している。
施設の入居費 1,877万円
介護保険自己負担 308万円
医療保険自己負担 124万円
家政婦代金 1,335万円
その他費用 91万円
合計 3,735万円
・・・なお、これは約8年間に使った介護関連の費用、である。
介護を受ける期間が長ければ、それだけ費用もかさむ。
施設はピンキリだけど、この方は、1年で235万くらいの施設を利用されている。
関西だともう少し安い。
例えば年200万の施設に20年間入居したとする。
200万×20年=4000万円。
これに、医療・介護費の自己負担+諸雑費がプラスされる。
私は自分自身の老後に対して、三つのことを願っている。
①インフレで、施設入居費用が値上がりしないこと
②年金制度が破綻しないこと
③「適度な年齢」で、(惜しまれつつ)ぽっくり逝くこと(・・・これが一番難しい!)
そのためにも、家の中を整理しておきたい。
(もっとも、その前に、親の「介護・看取り」があるけど)
『老後の費用を考える』①朝日新聞2014.10.18
『老後の費用を考える』②朝日新聞2014.11.8
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