黄金を抱いて翔べ
2012年/日本
真面目に観れない演出について
総合
30点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
噂によるならば、本作はフィルム・ノワールや70年代のアメリカン・ニューシネマを意識して撮られたらしいのであるが、それにしては登場人物に対して感情移入がしにくいものになっている。
例えば、浅野忠信が演じる北川浩二が敵方に乗り込んで相手をボコボコにするのはいいとしても、その報復として妊娠している妻の圭子とまだ幼い息子が仕返しをされることを全く想定しておらず、何のために住田銀行本店の地下にある240億円相当の金塊を盗もうとしているのか意図が分からない。妻子のみならず弟の春樹も殺された後も、そのハイテンションが変わらないところを見ると、既に北川には情というものが欠落しているような嫌いもあるが、それならばラストの船上で妻夫木聡が演じる主人公の幸田弘之に語りかける北川のセンチメンタルなモノローグが北川のキャラクターにそぐわなくなる。
モルヒネを射っているとはいえ、銃で撃たれてかなりの出血をしている幸田の非現実的な身体能力の異常な高さは見逃すとしても、そもそも‘モモ’ことチョウ・リョファンの自宅を夜襲した末永たちは、十分に余裕があったにも関わらず、何故2人とも確実に仕留めなかったのか疑問が残る。
しかしマツコ・デラックスの‘出オチ’などを勘案するならば、もしかすると本作はギャグ映画なのかもしれない。例えば、ようやく北川たちが金塊をトラックに積んで、追ってくる警官たちから逃れようとするシーンにおいて、トラックの前方を一台のパトカーが塞ごうとするのかと思いきや、何とパトカーは、トラックを追いかけている警官たちを無視して、トラックとすれ違うようにしてトラックが来た道を進んでいってしまうのである。いい加減な金塊強奪計画が成功してしまうなど、本作をコメディとして観るならば笑えなくはない。
真紀子流 四面楚歌 大学不認可騒動、自民が罷免要求(産経新聞) - goo ニュース
確か田中真紀子はテレビカメラの前で今回の3大学の新設を「認可しない」と断言した
上で、「アクションに対してリアクションが起こることは覚悟の上だ」と啖呵を切ったはずで、
誰もが予想した通りに、不認可を撤回する羽目に陥ったのだが、不遜にも田中真紀子は
「3校も世間も誤解している。現時点では不認可処分は行っていない」と釈明している。
つまり「認可しない」とは言ったが、実際に不認可処分は行っていないという屁理屈であり、
その上、「事務方が真意をくみ取れずに、記者に対して不認可の処分を行うとの説明をした」
と責任を官僚に押し付け、女性の担当者が謝罪していたが、バカの大臣の尻を拭わされる
羽目になった事が気の毒だった。田中夫妻は2人とも無能だった事だけは明白になった。