父と暮せば
2004年/日本
惨状の語り口について
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
主人公の福吉美津江は広島女子専門学校で友人の福村昭子と共に昔の話を前の世代から後の世代へそっくりそのまま忠実に伝えるために昔話研究会を結成し、子供たちに正確な話をするように心がけていたが、それを聞いた父親の竹造は正確さよりも今の子供たちにウケるように面白く心に響くような話をするべきだと娘に言い、例えば、一寸法師の話に原爆の資料を利用した「広島の一寸法師」という話を語りだす。しかし美津江にとって原爆は余りにもリアルすぎて聞くに耐えられない。本作が問題とするものは原爆以上に、その原爆の話をどのように後世に伝えていくべきなのかというその‘語り口’なのである。
実際に、竹造は幽霊として出現しており‘おとぎ話’の様相を呈する。原爆投下の様子も、実際の映像を使わずにCGや原爆の図を使用することで絶妙のリアル感を演出する。被爆者の様子も直接的ではなく、間接的に顔が半分焼かれた地蔵や顔が汚れている人形を使うことで子供にも聞いてもらうことができる物語が目指される。
そしてラストにおいて美津江自身も幽霊だったことが明かされ、原爆ドームのそばに咲いた2輪の花の‘おとぎ話’が完成するのである。
「じゃんけん」発言で維新・みんなに亀裂(産経新聞) - goo ニュース
日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長がみんなの党との間の候補者調整に関し、
「最後はじゃんけんで決めていい」という発言に対する、みんなの党の渡辺喜美代表が
「ふざけるな。いいかげんにしろ」と反発したことに対して、橋下徹が「じゃんけんは理屈
ではなくまとまろうという強烈なメッセージだ。それくらい理解できない人は政治家には
なれない」と反論している。橋下にしてみればAKB48的にまとまれば盛り上がるという
つもりの発言だったのであろうが、もちろんガールズグループと政党とは全く違うわけで、
やはり政党は理屈でまとまらなければ、遅かれ早かれバラバラになることをかつて
“小沢ガールズ”が所属していた民主党の惨状から私たちが学んだ事ではなかったのか