任侠ヘルパー
2012年/日本
突っ走れない主人公について
総合
70点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
極道から足を洗い堅気となった主人公の翼彦一はコンビニの店員として働いているものの、極道で培った人情が仇となり共犯容疑がかけられ刑務所へ送られる。そこで見逃した元極道の蔦井雄三からもらった‘将棋の駒’を頼りに、「極鵬会」の組長である朝比奈道俊を訪ね、「うみねこの家」という老人介護施設を任されることになるのであるが、もちろん介護施設とは表向きだけで、彦一の仕事は生活保護や年金を巻き上げることである。
誰に対しても容赦がなかった彦一も、子供にだけは弱いようで、自分の祖母の痴呆症を目の当たりにした、蔦井葉子の息子に泣きつかれた彦一は、その祖母を受け入れると同時に、「うみねこの家」の健全化を目指すことにするのであるが、健全化することで生じる‘浪費’を快く思わない組員たちに呼び出された彦一は取引として市議会議員の八代照生が蔦井葉子と密会している写真を渡す。
写真が表沙汰になったものの、それは彦一ではなく写真を受け取った自分たちの手柄にしてしまい、さらに彦一の身辺調査をさせた朝比奈道俊本人が彦一を信じていなかった上に、失火による「うみねこの家」全焼という不運が重なったために、市の福祉施設は「極鵬会」の関連企業に落札されようとしていた時、堅気になりたかった彦一が敢えて「極鵬会」の組員を名乗って大騒ぎすることで、暴力団による入札阻止を目論むという皮肉が効いている。
ところどころで場面展開の不自然さが気になる。例えば、「うみねこの家」を任された彦一に組員が青いユニフォームを投げて渡すシーンにおいて、ユニフォームがカメラに被さってカットが変わるのであるが、それは彦一の顔にユニフォームが投げつけられることを意味し、間違いなく喧嘩が起こることになるはずで、シャレた演出のつもりなのであろうが物語の流れには合っていないと思うし、ラストも何故彦一は走ることを止めてしまったのかよく分からず、トンネルを突っ走って終わった方が爽快だったように感じるのであるが、最後の方は彦一に限らず、八代照生や蔦井葉子の行動ももたもたしていてストーリーが失速してしまっている。
のりピー、涙で誓った「一生かけて償う」(サンケイスポーツ) - goo ニュース
マツコ・デラックスは今回の酒井法子の復帰会見について、完全アウェイの中でわざわざ
会見を開く必要があるのかと疑問を呈していたのであるが、もちろん酒井に復帰会見など
する義務はないものの、やはり舞台の主演を演じる以上、宣伝する絶好の機会を逃す
わけにはいかないであろう。のりピー語に関して決して詳しくはないのであるが、最初の
「ありがとう」については「ありがじゅう」、「ありがチュー」、「ありがっチュー」など諸説あるが、
ありがとうの「とう」を「とお」として「10」なのだから「ありがじゅう」が正しいと思う。