カムイ外伝
2009年/日本
マンガ的なCGとの相性について
総合
30点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
多用されているワイヤーアクションやCGの表現の仕方は、本作がマンガを原作としたものであることを鑑みるならば、その演出は決して間違っているとは言えないチープさであるのだが、あくまでも実写として撮られている以上、マンガ的なCGとの相性が良いとは言えない。
CGの使い方は不慣れだとしても、その他の演出は確かなものかといえば、そうでもない。例えば、水谷軍兵衛の愛馬「一白」の白い足を切り落とした半兵衛の居場所を人相覚書を見て密告した吉人を刃物を手にして追ったサヤカを追ったスガルが、何故かその後に、吉人と口論しているサヤカのもとに止めに来ることはなく、サヤカに手を汚させないようにしたのは突然現れるカムイである。
不動の罠にはまり、海中で鉄の檻に閉じ込められたカムイは、サヤカから貰った月日貝が発する明かりを頼りに、地面が砂であることが分かり、砂を掘って檻から脱出するのであるが、地面が砂であることは月日貝の明かりがなくても、触感で分かるはずで、サヤカとのロマンスを盛り上げるつもりのエピソードであろうが失敗している。ここで何故かカムイは自身で‘心内語’を語るのであるが、既に山崎努のナレーションでカムイの‘心内語’は語られており、明らかに演出がブレている。
クライマックスも不自然で、不動が密かに水瓶に入れた毒が原因で島民全員が死んでしまうのであるが、そこの水を飲んだ2、3人が死ぬのならともかく、いくらなんでも一つの水瓶で、全員が同時に死んでしまうというストーリー展開には無理がある。
特別に監督には期待していなかったが、脚本を担当した宮藤官九郎にはそれなりに期待していただけに、想像を絶する出来の悪さにはがっかりする。という存在の啓蒙には役立つといったところか。
ボイトレの先生にきく!「カラオケでうまい!と思われやすい曲」ランキング(女性編)(gooランキング) - goo ニュース
こんなことに文句を言う必要もないとは思うが、「カラオケでうまい と思われやすい曲」
を上手く歌える人は、結局、何を歌っても上手いと思われるのである。しかし2位のAIの
「Story」に関して言うならば、フジテレビアナウンサーである石本沙織が1月23日に放送
された「女子アナSP2012全国歌がうまい女子アナ決定戦」で披露した「Story」のライブ
バージョン以上のものを聞いたことがない。千原ジュニアにも「ストーリーありすぎましたよ」
と言われていたが、お台場に行っても石本沙織のカバーアルバムは売っていないらしい。