青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

芽登(めとう)とは、アイヌ語で(メト=山の中)の意味らしい

2005年02月22日 22時41分43秒 | 日常
ちらつき始めた小雪に急かされるように帯広を後に。R241を士幌方面へ走らせる。

市街から離れると、ただただ広大な十勝平野を真一文字に北に向かう極めて単調な道と広大な雪原のみ。いかにも冬の北海道らしい風景だが、見続けていれば代わり映えしない風景に飽きも来る。
一時間半程度で足寄到着。国道沿いに「千春の家」の看板が。足寄の三大有名人と言えば千春とムネオと三井(猫)と言うわけで、松山千春家訪問(写真)。意外に何の変哲もない家だった。庭の倉庫の上にこんな激しく自らのビフォーアフターが掲げられている以外はな(笑)。

足寄町内のセイコーマートで今宵の食料&酒などを調達し、いざ芽登温泉へ。
国道から離れ、道道本別留辺蘂線を走る。さらさらと雪が降る。何もない原野の中の道はランドマークが何一つなく、カーナビにはこんな道なんで縦に一本の筋しか映りません(笑)壊れたテレビのようだ。十勝平野の北の端を走っているのだろうが、雪雲に阻まれ景色は何も見えない。
ようやっと「←芽登温泉」の看板を見つけ林道へ入ると、一気に雪が深くなって来た。こんな雪道は走った事がない。慎重にローギアへ落として走るが、スタッドレスのグリップ力にはホント感心する。人類の英智(×味噌)マンセー(w
ここまで来ると車など皆無。道の脇に車を止めて、一行5人は思わず大自然の中で立松和平モードに入る。普通の話し声が山にこだまするほどの静寂だ。

ここで編集長が川口宏並みの大発見。
「水曜スペシャル 北海道・人跡未踏の奥地に小人族は確かに存在した!」

そんなこんなで芽登温泉到着。十勝の山奥の清流ヌカナン川のほとりに、雪に映える赤屋根がオサレ。日帰りのお客さんが意外にいたのはビックリしたが。
人のよさげな宿のオヤジさんに出迎えられ部屋へ。全員朝早く起き、テンションageageではしゃぎまくっていた我々は、荷物を解いてお茶を飲みつつしばしマターリするのであります。

続く。
コメント
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