(写真:中央道八ヶ岳PAより晩秋の八ヶ岳)
ってな訳で、週末は奥蓼科の方へ行って来た。
泊まったのは、「渋御殿湯」。
蓼科の山深く、標高1800mの場所にあります。
茅野から奥蓼科へ向かう「湯みち街道」、道端の道祖神も枯葉を散らす風に少し首をすぼませている。夏ならばハイカーで賑わうのだろうが、対向車もほとんど来ないような枯葉の積もった晩秋の道。くねり、登って、道が細くなって、とうとう道の尽きる場所にその宿はあった。
最近は平地でも冷え込んで来たが、奥蓼科は想像以上に寒い(笑)。
やる事のないままとっとと宿に着いてダラダラ。
このお宿は全てにおいてクールなお宿。
部屋の石油ストーブは「あっためてやんないもんね」と超クールな反応で、着けて3分で換気不足を理由に消える(笑)。仕方ないので窓を全開にして、冷え冷えの山の空気を取り込む。晩秋の蓼科の夕暮れは早い。
気を取り直して温泉でも行って暖まろうかと手ぬぐい片手に浴室へ。
年季の入った総ヒノキ造りの浴室は思わず先客に由美かおるを期待せざるを得ない激シブな雰囲気。お湯も硫黄でトロリと白く濁っているし…
(てか、由美さんの風呂はなんでいつも白濁してたんだろう?)
しかしその正体は手前が31℃、奥が26℃の湯気も立たないクールな湯(笑)。「早稲田大学代表」と言うタスキでもかけなきゃ入れませんぜ。ザ・ガマンかっつーの(笑)。
気合を入れて突入すると、湯船の底からボコボコと湯が湧いてきており、気泡が肌をサワサワと駆け上がってメチャクチャくすぐったい(笑)。特にこの気泡の股下からの攻撃は、タマビッグホープでエガオヲミセテと言うような感覚であったw
そして、当たり前なのだが温泉のくせに全く暖まらん(笑)。
冷え切った体で風呂から出ると、5時から夕飯(笑)。
これだけでも素で「病院ですか?」と聞きたくなるような、この21世紀に未だ残っているのが貴重な宿のやる気のなさ全開のシステムw
その献立も結婚30年の夫婦でもこうはならんぞと言うほどの冷え切った天ぷらと焼いたイワナを中心としたクールな夕飯(笑)。イワナは昼くらいから焼きっぱなしでの放置プレイと思われます。
暖かいものは茶碗蒸しと固形燃料で暖める鍋。これが唯一の救いだが、その鍋もこんにゃく、カマボコ、ナルト巻き、さつま揚げと具にやる気のカケラも見られない(笑)。捜索願いを出してようやく発見された牛肉のひとかけらに、松阪を遠く思うのであった。
てか、天ぷら冷たくて食う気しないから鍋に突っ込んじゃったもんね(笑)。エビ天とかぶち込んだら、元からカマボコとか入ってるからどう見ても鍋焼きうどんw
そんなものをオカズにメシを食うのであった。
明けて翌日。
夜中はマイナス10℃近辺まで下がったらしく、車のフロントガラスはスカイルーフまでカピカピに凍結しておりました。超クール…つーか、指先が寒すぎて痛いんですがw
夕飯がアレだったので、ある意味ワクテカで迎えた朝食。
うはwwwww定番杉www
てか、ここまで徹底しているとなんか昔の国民宿舎って感じで懐かしいよ(笑)。これはこれで自分的にはアリ。このくらいでガタガタ言うほどの料金じゃないし、旅慣れていないわけでもないし。昭和ノスタルジーって感じじゃん。そう言うコンセプトなんだなここは。
宿を出て、ロープウェイで登った蓼科山の空はとてつもなくクリアな青空。
クールバスクリンを空にブチまけたような突き抜けた青空。
成層圏の遠くまで見通せるような青空。
視界を移せば、左から右へ八ヶ岳、鳳凰三山、入笠山、木曽駒、御嶽、立山まではっきりと。
ここまでの青空は、最近お目にかかったことはないな。
ってな訳で、週末は奥蓼科の方へ行って来た。
泊まったのは、「渋御殿湯」。
蓼科の山深く、標高1800mの場所にあります。
茅野から奥蓼科へ向かう「湯みち街道」、道端の道祖神も枯葉を散らす風に少し首をすぼませている。夏ならばハイカーで賑わうのだろうが、対向車もほとんど来ないような枯葉の積もった晩秋の道。くねり、登って、道が細くなって、とうとう道の尽きる場所にその宿はあった。
最近は平地でも冷え込んで来たが、奥蓼科は想像以上に寒い(笑)。
やる事のないままとっとと宿に着いてダラダラ。
このお宿は全てにおいてクールなお宿。
部屋の石油ストーブは「あっためてやんないもんね」と超クールな反応で、着けて3分で換気不足を理由に消える(笑)。仕方ないので窓を全開にして、冷え冷えの山の空気を取り込む。晩秋の蓼科の夕暮れは早い。
気を取り直して温泉でも行って暖まろうかと手ぬぐい片手に浴室へ。
年季の入った総ヒノキ造りの浴室は思わず先客に由美かおるを期待せざるを得ない激シブな雰囲気。お湯も硫黄でトロリと白く濁っているし…
(てか、由美さんの風呂はなんでいつも白濁してたんだろう?)
しかしその正体は手前が31℃、奥が26℃の湯気も立たないクールな湯(笑)。「早稲田大学代表」と言うタスキでもかけなきゃ入れませんぜ。ザ・ガマンかっつーの(笑)。
気合を入れて突入すると、湯船の底からボコボコと湯が湧いてきており、気泡が肌をサワサワと駆け上がってメチャクチャくすぐったい(笑)。特にこの気泡の股下からの攻撃は、タマビッグホープでエガオヲミセテと言うような感覚であったw
そして、当たり前なのだが温泉のくせに全く暖まらん(笑)。
冷え切った体で風呂から出ると、5時から夕飯(笑)。
これだけでも素で「病院ですか?」と聞きたくなるような、この21世紀に未だ残っているのが貴重な宿のやる気のなさ全開のシステムw
その献立も結婚30年の夫婦でもこうはならんぞと言うほどの冷え切った天ぷらと焼いたイワナを中心としたクールな夕飯(笑)。イワナは昼くらいから焼きっぱなしでの放置プレイと思われます。
暖かいものは茶碗蒸しと固形燃料で暖める鍋。これが唯一の救いだが、その鍋もこんにゃく、カマボコ、ナルト巻き、さつま揚げと具にやる気のカケラも見られない(笑)。捜索願いを出してようやく発見された牛肉のひとかけらに、松阪を遠く思うのであった。
てか、天ぷら冷たくて食う気しないから鍋に突っ込んじゃったもんね(笑)。エビ天とかぶち込んだら、元からカマボコとか入ってるからどう見ても鍋焼きうどんw
そんなものをオカズにメシを食うのであった。
明けて翌日。
夜中はマイナス10℃近辺まで下がったらしく、車のフロントガラスはスカイルーフまでカピカピに凍結しておりました。超クール…つーか、指先が寒すぎて痛いんですがw
夕飯がアレだったので、ある意味ワクテカで迎えた朝食。
うはwwwww定番杉www
てか、ここまで徹底しているとなんか昔の国民宿舎って感じで懐かしいよ(笑)。これはこれで自分的にはアリ。このくらいでガタガタ言うほどの料金じゃないし、旅慣れていないわけでもないし。昭和ノスタルジーって感じじゃん。そう言うコンセプトなんだなここは。
宿を出て、ロープウェイで登った蓼科山の空はとてつもなくクリアな青空。
クールバスクリンを空にブチまけたような突き抜けた青空。
成層圏の遠くまで見通せるような青空。
視界を移せば、左から右へ八ヶ岳、鳳凰三山、入笠山、木曽駒、御嶽、立山まではっきりと。
ここまでの青空は、最近お目にかかったことはないな。