青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

たまゆらなひととき

2010年05月24日 23時11分22秒 | 日常

(画像@にく)

全く私事で恐縮ですが、一昨日は私の弟の結婚式でございました…
橋詰功の映画だったか、「本日はお日柄もよくご愁傷様」ってのがあったと思うんだけど、本当に重なる時は重なるもので…親戚関係は年配の方が仙台の方から出て来てたりするんで、親戚連中は「逆に一回で済んで良かった、ばあちゃんが気を使ってみんなが来る時に旅立ったんだよきっと!」なんて話も出る始末でした。献杯の後の乾杯。何だかんだと今週末はずーっと飲みっ放しでした。

さて、その葬式があった金曜日の朝の話。
私の子供が朝4時にいきなり元気良く起きだして、キャッキャ言いながら暴れ始めたんだよね。
自分もヨメさんも爆睡してたんで、何とかなだめてもう一回寝かせようと思ったのだが、一回元気になっちゃうと赤ん坊ってのはなかなか寝ないもんで、目を爛々と輝かせてはキャアキャア言って楽しそうに暴れてる訳です。途方に暮れる私とヨメさんは、朝4時からどーしよっかねーなんて困っていたのだが、突然家のチャイムが「ピンポーン!」って鳴ったんだよね。
こんな朝早い時間に誰だよ!ってのぞき穴から見ても誰もおらず、マンションの廊下に出てみたが誰もおらず。
どうせ誰か酔っ払いのいたずらだろうなんて思ってたら、15分後にまた「ピンポーン!」とチャイムが。
んで、もう一回のぞき穴から見ても誰もおらず、再度マンションの廊下に出てみたが結局誰もいない。さすがに二回目はすぐに出て行ったんで、いたずらだとしたらその犯人を見落とすはずはないのだが、マンションの廊下にも下の駐車場にも入口のエントランスにも誰もいないんですよ。どー考えてもおかしい。何なんだいったい。

その時ふと思いましたね。
あ~、ばあちゃんが来たね、と。
荼毘に付される前に、とりあえず孫とひ孫に挨拶に来たんだね、と。
私は霊感もヤマ勘も第六感もありませんが、たぶんそうでしょう。
子供は来るのが分かってたんだろうねえ。だから起きて待ってたんじゃないかと。
こんな非科学的な事を言うと、同じ苗字の人に真っ向から反論されそうだが(笑)。

私は宗教は大っ嫌いですが、案外神仏とか霊魂の存在は信じているところがありまして。
肉体が滅びても精神とか霊魂はやっぱどこかで我々の事を見ているのではないか、と思うのですよ。
まあ千の風になってあっちこっち飛んでいるとも思わないけどさw

コメント (1)
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