自己と虚像の狭間で

競馬とアイドルには共通点が多いので、グッピー氏の渾身のネタ振りに関してはまあそれもありだよね、と言う感じでございます。ちなみに私もアイドル嫌いじゃないですから（笑）。このくらいの歳になって来ると、なんか親目線でそのくらいのかわいい女の子を見てしまうと言う気持ちは分からないでもないですし…世間的にはそれが「いい歳こいて」っつー事になるのかもしれないけどｗ
あ、競馬とアイドルの共通点っつーか、プロダクションはステーブル（厩舎）だし、所属するアイドルは入って来た新馬みたいなもんだし、プロデューサーは調教師みたいなもんだし、マネージャーが厩務員だし、新馬戦のパドックで見込んだ馬が大きくクラシックの舞台で羽ばたくかどうかを見守って行くカタルシスってのは、アイドルの成長と相似形なのではなかろーかと思うのですよ。ＦＮＳ歌謡祭新人賞がデイリー杯３歳Ｓで、レコ大の新人賞が朝日杯３歳Ｓみたいなもんでしょう。前田憂佳ちゃんはモーニング娘。でおなじみのアップフロントエージェンシー所属、最近劣勢の美浦に久々に現れたトップを狙えるエース格みたいな感じでしょうか。馬で言うとクリスザブレイヴ？（笑）。ノーザンテースト最後の大物≒ハロプロ最後の大物みたいな。スマイレージって言うグループに関しては正直よく知りませんが、私が出掛ける時にいつも聞いてるＮＡＣＫ５の土曜日午前中に「エキサイティングサタデー」と言う番組がありまして、そん中にアップフロント系のミニ番組があるんですよね。内容に関しては流し聞きもいいトコであんま覚えてないんですが、その番組内で結構曲は聞いてたんじゃないかなあ。新曲とか出るとパワープレイかかるしね。「おっちこんでちゃいられな～い　ソッコー私はタチアガ～ル！」ってか。最初聞いた時「カチタガール」かと思った。

と言う訳でグッピー氏から紹介された以降色々ゆうかりんの画像を漁ったりしましたが（笑）、あ～確かにかわいいっすね。うん。自分がスカウトだったらノー文句で札あげちゃいます（スター誕生風に）。特にこの写真とか最強だろ。テースト最後の大物って評価も頷けるものが（違）。ちょっと何の写真を見ても表情が硬い？のが気になると言えば気になるのだが…アイドルってのは屈託なく笑ってナンボじゃないですか。そういう意味ではグッピー評である「本質的にはアイドルに向いてないのかも」ってのは分かる気がする。キモヲタがいようがカメコがいようが１００％の笑顔、それは自分を偽る事に他ならんのだが、それは「アイドル＝偶像」と言う本来の言葉の意味の通り、この稼業が自己を偽り仮面をかぶってファンの望むもう一人の自分（偶像）を作り上げる虚業であるから仕方がなく、それが出来なければステージを降りるかそもそも売れずに強制終了のどっちかになってしまうだけの事なのではなかろーか。どの写真を見ても、「私、歌と踊りが好きでアイドルになったけど、そんなにかわいくもないしチヤホヤされたくもないし、ましてやファンにコビたりする気はかけらもないんですが何か？」みたいな声が聞こえて来るんですよ。簡単に言うと商売っ気ね～な～、と（笑）。美味いんだが愛想のないラーメン屋みたいな。いや、充分かわいいと思うんですが、ちょっとコンプレックス入ってると言うか自虐的感性が垣間見える。引退すんのも、そこらへんの齟齬が埋め切れないんだろうなあと勝手な想像。「夢だけじゃ生きられない　自分で決めなきゃ　私の進路だもん」って自分で歌っているものね。馬に無理やり例えると、「フジキセキ皐月賞を前に屈腱炎で引退」みたいなもんか。

と言う訳で自分もＰＣの壁紙をスマイレージにしてみたｗ
ヨメさんが「何これ！ちょっと！」と言うステレオタイプの反応をして来たが、異論は認めません（笑）。

※ちなみに、何年かしたら芸能界にひっそり戻って来るに２０ドラクマ