(待ち切れないよ@近鉄四日市駅駅名票)
今回の名古屋遠征、最終日は子供たちを鳥羽水族館に連れて行ってやる事にしたのですが、ただクルマで連れてってやるのでは面白くないと言う事で、近鉄の新型観光特急「しまかぜ」に乗るというサプライズを入れてみました。ってか近鉄の特急券予約するためにわざわざスマホにアプリまで入れてしまったよ(笑)。お盆の週だったんで念には念を入れて発売日(1か月前)の10時打ちで予約入れたんだけど、発売30分で売り切れちゃってたから繁忙期だとは言えまだまだプラチナチケットなんだねえ。
湯の山温泉から四日市の町に出て、駅近くのコインパーキングにクルマをデポ。ちょっと早かったんだけど、子供がせかすものだから発車の30分前から近鉄四日市のホームでしまかぜの到着を待つ事になったのですが、さすが私鉄最多の特急車両数を保有する近鉄だけはありますね。ちょっとの間でも色々な特急が見れる。アーバンライナーも伊勢志摩ライナーもいいけど、個人的には12200系のスナックカーとかいいですねえ~。我々のような団塊ジュニア世代にこのオレンジと紺色のカラーリングは実にしっくりくる。
夏季臨の湯の山特急に充当される22600系Ace。いつもは3両の普通電車が行き来するだけの湯の山線も、夏季は臨時扱いで名古屋から特急が走ります。開湯1300年の記念ステッカーを掲示し、「サマーライナー」として運転していますが、土曜日だった事もあってそこそこの乗車率。名古屋から1泊2日くらいで行くにはちょうどいい場所なのかもしれないね。
急行の近鉄名古屋行き。1440系の2連を先頭に、後ろにくっついてるのは2610系かな。名古屋線の6両急行はだいたい2+4の混結急行となっている事が多いですね。たぶん普通の近鉄ユーザーにとっちゃどうと言う事のない風景なんだろうけど、近鉄の車両のバリエーションの豊かさと細かい形式のマニアックな分け方と言うのは沼です。完全に沼(笑)。
さ、色々と見ていると時間の経つのは早いもの、次に入線するのが特急しまかぜ賢島行き。まあせっかく乗るのであれば出来れば近鉄名古屋から賢島まで乗り通したかったけど、特急料金に加えてしまかぜ特別料金(グリーン料金)が発生するので大人2人と子供2人で近鉄四日市~鳥羽が6,420円(乗車券抜き)ですから決して安くはないのです。
と言う訳で颯爽と近鉄四日市の駅に特急しまかぜが入線して参りました。正面の立体感ある六角形のフロントガラスとかにかつて北海道で走っていた「アルファリゾートトマム」感があってリゾートトレインっぽさは満々ですな。1編成6両の製造費用はおよそ18億円だそうで、伊勢志摩観光のフラッグシップトレインとして近鉄グループが総力を挙げて開発したこの50000系、ヨメさんも珍しくデンシャ関係でテンションが上がっている様子(笑)。鉄道ファンでなくとも、この外観を見れば伊勢志摩の旅への期待感は高まること間違いなしなのではないでしょうか。