青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

いつもあなたのそばに

2018年05月16日 21時43分38秒 | 小田急電鉄

(サービス券付きですよ@箱根そば)

先日箱根そばに入ったら、キャンペーンかなんかでクーポン券を貰った。使わないのがもったいないので、先週は一週間ずーっと箱根そばを食っていた。出先から帰る時、ちょっと小腹が空いている時に鼻をくすぐるそばつゆの香り、ついフラフラと誘われてしまうよね。元々立ち食いそばって好きなんだけど、基本的に撮り鉄なんかしているとあんまメシ食ってる暇なんかないから、余計に重宝するよね。


だいたいかき揚げ天そばを食うのが定番なんだけど、暑くなってきたのでざるそばにかき揚げトッピングなど。むかーしはそばもノビノビの茹で麺で、天ぷらなんかも揚げ置きだったけど、色々と改良されてだいぶ美味しくなったと思う。ちなみにコロッケ券もあったんでかけそばにコロッケトッピングもやったんだけど、何で箱そばのコロッケそばに乗ってるコロッケってカレー味なん?自分は普通のコロッケの方が好きなので、こういう機会でもないとまず頼まないんだが。


冷やしトロロにサービス券で大盛り。超ブルジョワ。冷やしにすると濃い目&甘めのツユの味が立ってよりうめーんだ。やっぱ箱そばはこのツユの味がキモだよなあ。立ち食いそば屋ってのは時間のない時にズルズルっとかっ込む食い物なので、ツユが強い味じゃないと食った気がしない。ちなみに大学の時に真面目に箱根そばでバイトでもしてみようかなと思った事があるのだが、水仕事だし立ち仕事だしキツイよね、という事で電鉄本体の方へ行ってしまった。ただ、バイトしていた四年間もずーっと箱そばにはお世話になっていて、特に寒さ極まる冬の朝、早番を上がってバイト仲間と食べるけんちんそば(冬季限定)とか、冷えた体にホッとする思いがしたものです。


箱根そばと言えば、自分の原点は向ケ丘遊園の下りホームにあったカウンターだけの店。今はなくなっちゃったけどね。父親と出掛けた帰り道、各停本厚木行きを待つまでの僅かな時間。家に帰れば夕飯はあるのだけど、やっぱりホームに漂うそばつゆの香りに誘われて暖簾をくぐる。色違いのプラ板の食券を握りしめてカウンターに立ち、親子で食べた箱根そばの味。急行箱根湯本・片瀬江ノ島行きが2400系HE+非冷房4000系とかそういう時代ですよ。分割案内板AとBの時代ですよ。

最近はホームにある店が少なくなっていて、残ってるのって相模大野くらいじゃないでしょうか。湘南台とかもなくなっちゃったしな。あと、昔の箱根そばってコロッケそばコロッケ2つ乗ってませんでしたか?カレー味と普通のと。誰か教えてプリーズ。
コメント
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