青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

1年半のカウントダウン

2016年11月12日 19時06分29秒 | 小田急電鉄

(モーニングシャワーを浴びながら@座間6号踏切)

朝の光を浴びて、座間ストレートを駆けて行くLSEさがみ。ここんところようやく天気も安定して来たんで、ちょっとの時間でも撮影が捗ります。ここでは話題にしてませんでしたけど、とうとう小田急も新型ロマンスカー(70000系)の導入を決定しましたね。個人的にはそろそろ後継の展望車を…と言い続けてだいぶ経ちましたので、ようやっとか!と言う気持ちなのだけれども、新型ロマンスカーの導入が決まったと言う事は、同時に7000系LSEが置き換えの対象となると言う訳ですよ。2018年春とか言われてますから、まだ1年半ありますけどね。


西丹沢の山並みをバックに。まあ前々からそれなりに撮り貯めてはいましたけれども、最近はLSEの去り行く姿をコツコツ集めるのが休みの日の習わし。引退前の1~2ヶ月とかどうせまともに撮れないんだろうからねえ。SE車から続くオレンジバーミリオンにホワイトとシルバーのラインと言う伝統の塗装、新しいロマンスカーに継承されるのかどうか分かりませんが、計画書を見るとさすがにこのデザインをそのまま踏襲する事はなさそう。


足柄平野を駆け抜けて。側面がちょっと来てないですが、お昼前のトップライトなので仕方なし。ここは春の菜の花畑で有名な東栢山のストレート。もうちょっと寒くなって空気がヌケてくれば、朝のイッパコで逆サイから富士山バック狙うか!と思ったら最近のイッパコは「はこね81号」と昔の臨時列車扱いみたいな付番になっているのであった。遊園管内出身者とすると「1はこ」の名前を降ろしたのは寂しいもんがある。


午後の日差しを浴びて秦野の大カーブを駆ける。後継の展望車である70000系は20mボギー車の7連で、ロマンスカーとして定義されるべきスペックである「連接車・11連」の構造ではないらしいのがこれまた寂しい話。まあ連接台車は故障も多いらしいし、メンテ考えたらデザインはともかく車両の制御関係はMSEとかに準拠するのでしょうね。LSEの先頭車16m、中間車12mという細切れの編成は、カーブで紡ぐそのフォルムの優美さも特筆すべきポイントだと思うのですがいかがでありましょうか。
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