青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

市内線時空遊泳

2018年10月08日 17時00分00秒 | 富山地方鉄道

(みらいとやま、むかしとやま@富山駅前電停)

すっかり夜の帳が降りた富山駅前。駅前のビジネスホテルに投宿して、食事でもするかってんで街に出てみる。駅前のきらびやかな灯りに誘われて電停へ歩いていくと、軌道線最古参のデ7000型が停車していました。お腹に一灯を構えるレトロカラーの車体が美しい。北陸新幹線の開業に伴って新設された富山駅前電停は、新幹線の高架の真下にあって近未来感が強い。


夜8時を過ぎても頻繁に運行されている富山市内線。大学前方面、南富山方面とそれなりに乗客もあり、噂では鉄道線の赤字を市内線がカバーしているのが地鉄における鉄道部門の収益構造だとか…。来年度にはここに富山ライトレールも乗り入れて来るそうですが、気になる運賃に関しては一律200円がそのまま据え置きという事で、ライトレール沿線の住民が総曲輪あたりまで行くのにはかなり便利&お得な料金体系と言えるのでは。


フリーきっぷを持っていたので、何となく夜の市内線に乗車して南富山まで。駅の近くにあったいなたいラーメン屋兼居酒屋でちょっとつまんで軽くビール。近未来を思わせる富山駅前の電停とはうって変わって、昭和感バリバリの鉄筋コンクリートの駅舎。近未来と昭和を結ぶ市内線、夜風吹く南富山の電停に、デ7000が入線して来ました。
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