(2024年初乗車@十国峠ケーブルカー)
2024年、新年あけましておめでとうございます。元旦は朝の4時半に起きて、上の息子と静岡県は熱海市の十国峠まで初日の出を見に行ってきました。いつもは朝9時からの営業のケーブルカーも、この日ばかりは元旦の初日の出営業で朝5時から運行を開始しております。日の出の時間は6時50分頃と聞いておりましたんで、小田原厚木道路と箱根新道を登って現地到着は朝の6時。既に十国峠の駐車場は満車に近い盛況っぷり。去年は大山阿夫利神社の境内で初日の出を迎えたのですが、今年も乗り始めは鋼索線。淡い水色と白のパステルカラー&金太郎塗りのカラーリングがなんともかわいらしいケーブルカーは、昭和31年日立製作所製造の年代モノ。昔は青と赤の金太郎塗りだったような気がするんだけど、経営が伊豆箱根鉄道から富士急グループに譲渡されたそうで、そこらへんもあって変更されちゃったんですかね。
右に伊豆大島を望みながら、相模灘の向こうからゆっくりと登って来る初日の出を拝む。穏やかに2024年の年明けを迎えたあとは、自宅に戻って家族とささやかな正月料理でお祝いの席を持つ、いつものお正月。朝早く起きたので、お神酒の日本酒が回ってしまったかたっぷりと昼寝をしてしまったのですよね。子供に起こされて午後遅くになってから地元の氏神様に初参りに行ったんだけど、戻ってきたところで能登半島地震の発災。2024年の元日からこんなことが起きるなんて、神様がいるのだとしたら随分とあんまりじゃないかなという・・・。夕方からは能登を中心に北陸地区の被害状況を報ずるニュースにくぎ付けになってしまった。輪島市、珠洲市を中心にした能登半島の被害もそうだが、震源から離れた新潟市内も軟弱地盤の液状化で相当に被害が出ている。子供の頃に見た新潟地震の写真を思い出します。
奥能登・白米千枚田の春。いつぞやのGW、能登半島をクルマで一周したことがあった。今のところ情報がないのだが、日本海に続くこの美しい風景もどうなっているのか。昨日来の地震により、観光地としても有名な輪島の朝市通り一帯は大火で焼失してしまった。否が応でもこういう地域のシンボルというか、心の拠り所みたいなものの喪失ってメンタルの部分に来る。地元の人にしてみたら身を引き裂かれる思いだろう。まだ被害の全容が分かっている訳でもなく、人的被害も物的被害もどこまでになるのか、そして頻発する余震はいつまで続くのか・・・そもそも三年前くらいから珠洲市周辺では年単位のオーダーで地震が頻発していたわけだけど、これ以上の被害に発展しないように祈る事しかできないのはもどかしいのだが。
被害に遭われた皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
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