tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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東京マラソン 2007

2007年02月20日 | 小さな旅
上京の機会があったので、2/18(日)、第1回「東京マラソン」(主催:日本陸上競技連盟・東京都)を見物してきた。

りんかい線を国際展示場駅(江東区有明=お台場の周辺)で下り、東京ビッグサイト方面へ少し歩くとどよめきが聞こえ、広い車道にはランナーたちの群れ。マラソンというより「走るパレード」の様相だ。

しかしよく見ると皆、懸命に走っている。応援の人垣に手を振ったり、デジカメや携帯で写真を撮ったり、着ぐるみで走るランナーもいるが、表情は真剣そのもの。何しろ、もうゴールが目の前なのだ。
※大会の公式ホームページ
http://www.tokyo42195.org/traffic.html

写真を撮った時間帯(14:30頃)は雨こそ上がっていたものの、相当寒い。スタート時(9:10)には雨が降り、気温は5℃という悪条件だった。それでも30,870人のランナーはひたすら走り、178万人のギャラリーは熱い声援を送る。ブラスバンドは「勝手にシンドバッド」や「キューティハニー」で景気をつける。

この時点では、ぶっちぎりで優勝したケニア出身のジェンガ(2:09)も有森裕子(2:52)も、鈴木宗男(4:07)も浅草キッド(4:45と5:08)も、体験取材をした産経新聞記者(4:24)もゴールインしていたが、次から次へとランナーが走り込んでくる。

石原知事は《涙が出た。利害、損得を抜いて、いいなあと久々に思った》(2/19付 産経新聞)、日本陸連の沢木強化委員長は《東京マラソンは競技の面とマラソン文化(構築)の意味があった。通常のマラソンでこの(悪)条件だとかなり寒々しい雰囲気になるが、それが全くない。熱気と期待感があった》(2/19付 サンケイスポーツ)とコメントしていたが、全く同感である。

海外はいざ知らず国内のマラソンで、こんなにボランティアやギャラリーが盛り上がった大会は例がないだろう。私も見ていて、思わず走り出したくなった。「10kmコースなら、何とかなりそうかな」、などと。

私は健康のため週1回、自転車こぎと水泳をしているのだが、早速「来週からは、ランニングマシンで走ってみるか」と小さな決意をしたのであった。
コメント
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