tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

奈良のたからもの展

2007年02月21日 | 奈良にこだわる
「代官山iスタジオ」(渋谷区恵比寿西1丁目36番10号)は、05年10月にオープンした奈良県の観光PR拠点である。2/18(日)に訪ねると「奈良のたからもの展」(2/15~2/19)が開かれていた。

写真のとおり、一角には奈良団扇(うちわ)や奈良墨・奈良筆、赤膚焼の陶器、奈良晒のふきん、吉野杉のお櫃(ひつ)などがずらりと並んでいた。色調やライティングも工夫されていて、見ていて楽しい。
http://www.pref.nara.jp/tokyo/i-studio/event.html

奥のカフェスペースでは、1日限定30食の「大和野菜定食」(千円)が提供されていた。宇陀の金ごぼう、大和マナ、結崎ネブカなどの大和野菜を使った料理の数々で、私が訪ねたときは最後の1食をお客さんが食べている最中だった。評判は上々だという。

今回の催しを企画したのは、「CAFE くるみの木」(奈良市法蓮町)の石村由起子さんだ。奈良市内で雑貨ショップやペンションなども経営されていて、2/20には瀟洒な写真集風の著書『奈良のたからもの まほろばの美ガイド』(集英社be文庫)を出版された。すでに奈良市内では、書店の売場やレジ横に、たくさん平積みされている。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-650125-5&mode=1

この日はご本人が来られていたのでお話をうかがったが、上品でとても感じの良い方である。先週は新聞でも紹介されていた。《大切なのは「自分の美意識を信じてテイストを統一させること」》というくだりには、納得した。
※「心地よい店づくり」(「夕刊マダム」朝日新聞大阪本社版・2/15付)
http://www.asahi.com/kansai/madam/OSK200702150015.html

それにしても、この「代官山iスタジオ」、オープンから1年4か月が経過して、ようやく認知度も高まってきたようだ。訪れた日は、玄関脇で橿原市や桜井市などが観光キャンペーンを行っていて、キャンペーン嬢から「万葉の里かしはら さららの水」(ペットボトル)までいただいた。

屋内ではたからもの展示のほか、県内の食材などの即売会が開かれていて、多くの人を集めていた。私も名物「ぶと饅頭」や野菜ジュース(奈良市・都祁地区)を買い求めた。

「平城遷都1300年」は3年後に迫る。ここを起点に、東京での奈良観光PRにいっそう拍車がかかることを期待している。
コメント (4)
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