NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎週木曜日、毎日新聞奈良版に連載している「ディスカバー!奈良」、先週(5/25)掲載されたのは「萌える野山 曽爾村の曽爾高原」、執筆者は同会顧問(前理事長)の小北博孝さん。秋のススキが有名な曽爾(そに)高原、春の新緑もキレイです。全文を紹介しますと、
※トップ写真は、亀山峠からの曽爾高原の景観
曽爾高原は、県の北東部、三重県との境にそそり立つ亀山(849m)などのふもとに広がるススキの草原です。秋の銀色に輝くススキでも有名ですが、萌(も)える新緑のじゅうたんを敷いたような景観も素晴らしく、多くのハイカーたちでにぎわいます。この高原は、室生赤目青山国定公園に含まれ、面積は約38haです。
湿原に咲くカワラナデシコ
高原を周回する遊歩道も整備され、亀山を目指して登っていくと、高原の中央にひょうたん型のお亀池と呼ばれる池が見えてきます。「お亀伝説」などがあるこの池は、火山の火口であったとも言われていますが、今は湿地化し山野草などが群生しています。緑の草原のかなたには、幾重にも重なる山々がどこまでも続き、見飽きることの無い雄大な眺めに浸れるのも、この高原の魅力です。
メモ 近鉄名張駅から三重交通バス停「太良路」下車、徒歩約1時間。秋のススキの季節には曽爾高原行きのバスがあります。(奈良まほろばソムリエの会顧問 小北 博孝)
今はまさに「山笑う」季節。ぜひ、曽爾高原をお訪ねください!
※トップ写真は、亀山峠からの曽爾高原の景観
曽爾高原は、県の北東部、三重県との境にそそり立つ亀山(849m)などのふもとに広がるススキの草原です。秋の銀色に輝くススキでも有名ですが、萌(も)える新緑のじゅうたんを敷いたような景観も素晴らしく、多くのハイカーたちでにぎわいます。この高原は、室生赤目青山国定公園に含まれ、面積は約38haです。
湿原に咲くカワラナデシコ
高原を周回する遊歩道も整備され、亀山を目指して登っていくと、高原の中央にひょうたん型のお亀池と呼ばれる池が見えてきます。「お亀伝説」などがあるこの池は、火山の火口であったとも言われていますが、今は湿地化し山野草などが群生しています。緑の草原のかなたには、幾重にも重なる山々がどこまでも続き、見飽きることの無い雄大な眺めに浸れるのも、この高原の魅力です。
メモ 近鉄名張駅から三重交通バス停「太良路」下車、徒歩約1時間。秋のススキの季節には曽爾高原行きのバスがあります。(奈良まほろばソムリエの会顧問 小北 博孝)
今はまさに「山笑う」季節。ぜひ、曽爾高原をお訪ねください!