tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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南都銀行OBらが ジオラマ(模型)を制作・寄贈/五條市上野公園

2017年06月23日 | 奈良にこだわる
今朝(6/23)の毎日新聞奈良版を開いて、驚いた。南都銀行OBで「ナント・なら応援団」メンバーとしても活躍されてきた松下光宏さんの顔写真が出ていたからだ。お友達の小松隆重さんと並んで写っている。見出しは「同級生2人でジオラマ 松下さん・小松さん 上野(こうづけ)公園模型を寄贈 特技生かし定年後楽しむ」。このお2人は昨年にも、南都銀行五条支店で作品展をされていた(記事は、こちら)。今朝の記事全文を紹介すると、
※トップ写真は松下さん(向かって右)と辰谷さん(いずれも同行OB)。昨年、同行五条支店で撮影

五條市上野(こうづけ)町に昨年10月に完成した市上野公園総合体育館「シダーアリーナ」の玄関口に、厚紙で作った同公園の模型が展示されている。作ったのは、同市二見7、元銀行員、松下光宏さん(73)と同市田園3、元会社員、小松隆重さん(72)。中学時代の同級生で定年後に意気投合し、松下さんは厚紙細工、小松さんは油絵のそれぞれの特技を生かして製作に取り組んだ。【栗栖健】

2人は市立野原中の同級生で、卒業後は別の道に進んだ。3年ほど前にあった同窓会で再会し、再び交流が始まったという。松下さんは定年後、知人に頼まれて市立五條文化博物館(今年度は施設改修で休館)の鉄道ジオラマの背景作りに協力。幼少時から工作が好きだったといい、厚紙をカッターで切り、組み立てる独自の手法を考案。同市の国登録有形文化財「藤岡家住宅」など10点余りを作った。

一方、小松さんは過去に塗料会社に勤めた経歴を持ち、「色の出し方は知っていた」という。定年後に趣味の1つとして油絵の講習を受け、多数の作品を描いてきた。同公園の模型づくりは、体育館の着工前から「記念になれば」と計画。設計図と完成予想図を見ながら「試行錯誤」(松下さん)で2点を作った。着色や配置などを担当した小松さんは「坂の勾配を出すのが難しかった」と振り返る。

体育館で展示されているものは、新たに今年2月から約2カ月かけて完成させ、市に寄贈した。製作にあたっては2人で7、8回、現地にも通ったという。模型は、90cm×125cmの大きさ。体育館のほか野球場、テニスコート、プール、花壇に咲く花まで細かく再現した。

小松さんは「工程の7割を過ぎると面白くなり、8割になると早く完成させたいと感じる」と話し、松下さんは「作業中は完成させたい一心。形が出来てくるとうれしい」と出来栄えを喜んでいる。

松下光宏さんは「ナント・なら応援団」だけでなく、藤岡家住宅や市立五條文化博物館でもボランティアとして活躍されてきた。温厚な人柄で語り口もやさしく、松下ファンは多い。

松下さん、小松さん、これからも特技を生かした社会貢献活動をお願いいたします!

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