tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

大台ヶ原は 日本屈指の原生林!(毎日新聞「ディスカバー!奈良」第21回)

2017年06月13日 | ディスカバー!奈良(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」が毎週木曜日に執筆している「ディスカバー!奈良」(毎日新聞奈良版)、先週(6/8)掲載されたのは「日本有数 多雨の原生林 上北山村の大台ケ原」、執筆されたのは川上村では唯一の「奈良まほろばソムリエ」資格取得者・前田景子さん。
※トップ写真は、トウヒの広がる正木ケ原(上北山村)

前田さんはいつも笑顔で「ホテル杉の湯」のフロント係をお務めになるほか、宿泊客の求めに応じて村内をガイドされている。大台ヶ原については、山と渓谷社刊『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』によると、

大台ケ原(上北山村)
吉野郡上北山村と三重県の境にある台高山脈南端に位置する標高一五〇〇㍍前後の台地。吉野熊野国立公園に属する。山頂域には牛石ヶ原・正木ヶ原・西大台ヶ原などの高原状の平坦地が広がり、周囲を日出ヶ岳(一六九五㍍)・三津河落山(一六五四㍍)・経ヶ峰(一五二九㍍)によって限られる。年降水量五〇〇〇㍉を超えることがある日本有数の多雨地帯である。



オオダイガハラサンショウウオ

所在地は上北山村だが、大台ケ原ドライブウェイは川上村(同村大字伯母谷の国道169号)から入るし、帰りにホテル杉の湯の日帰り温泉を利用する人も多いので、川上村の山だと思っている人も多い。前田さんは、そんなお客さんと日々接しておられるのだろう。では、記事全文を紹介する。

吉野熊野国立公園に指定されている大台ケ原は、日本有数の多雨地帯です。この恵まれた雨が原生林をなし、動物の楽園にもなっています。大台ケ原ドライブウェイからは、谷の向こうに大峰山脈が見えます。

大台ケ原は日本百名山の一つでもあり、ハイキングコースが整備され、手軽に登山が楽しめます。最高峰の360度パノラマの日出ケ岳(約1695㍍)、立ち枯れのトウヒが広がる正木ケ原、足のすくむ絶景の大蛇嵓(だいじゃぐら)は必見です。
  
雨の大台ケ原も魅力です。降った雨が赤茶けた水となり、登山道を上から下に落ちて行きます。それは川の始まりです。オオダイガハラサンショウウオに出会えるかもしれません。 

メモ 大台ケ原へは近鉄大和上市駅からバスで1時間50分。雨の日は登山靴やしっかりとした装備でお出かけください。(奈良まほろばソムリエの会 前田景子)


なるほど、雨の日にはオオダイガハラサンショウウオが出てくるのだ。今度は装備をシッカリとして雨の日にも登ってみよう。前田さん、貴重な情報をありがとうございました!

    
コメント
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