tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

吉野のココロ/ホテル杉の湯(奈良県吉野郡川上村)で 6月7日(水)開講!(2017 Topic)

2017年06月05日 | お知らせ
お知らせするのをすっかり忘れていた。私が講師となって6月7日(水)、川上村(奈良県吉野郡)の「ホテル杉の湯」で「吉野のココロ The Soul of YOSHINO」という講演会を開催する。参加無料・申し込み不要である。同じ講演を6月25日(日)「奈良まほろば館」(東京・日本橋三越前)でするのに先立ち、「まずはホームで」という趣旨だ。概要をチラシから抜粋すると、

日 程 平成29年6月7日 ( 水 )
時 間 15:30開演(16:50終了予定)
会 場 ホテル杉の湯 金鱗の間(2階宴会場)
※参加無料、申込み不要です。奮ってご参加ください。

今回のタイトルは、「吉野のココロ」としました。私たちの住む吉野は、さまざまな顔を持っています。記紀伝承の地、聖地、異郷、修験の地、桜の吉野…。神武天皇は五條市で贄持之子(にえもつのこ)、当村で井氷鹿(いひか)、吉野町で石押分之子(いわおしわくのこ)という山部族の祖神に出会います。

そこで「大和国家を統一した部族の首長は、吉野川上流渓谷地方を根拠としていた狩猟・漁撈を生業(なりわい)とする部族だった」「吉野川の谷こそ原大和国の首長の発祥地」と言われます。

金峯山(柳の渡し~山上ヶ岳)は、金鉱が埋まる山とされていました。その金峯の神のお告げにより砂金が発見され、聖武天皇は大仏を造立できることになりました。そのため東大寺のお水取りでは、期間中の毎夜読み上げられる「東大寺二月堂神名帳」のトップは、「金峯大菩薩」(蔵王権現)です。

このような吉野に関する歴史や伝承を、わかりやすく解説していただきます。今さら聞けない故郷・吉野にまつわるお話の数々。今回もたくさんのご参加をお待ちしております!


本家本元の吉野で、吉野の話をするというのは蛮勇ともいえる振る舞いだが、間違いを指摘していただいたり、+αの情報をいただいたりと、有り難いことが多いのである。吉野郡にお住まいの皆さん、ぜひ「ホテル杉の湯」に足をお運びください!

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