前回(11/20)のNHK大河ドラマ「真田丸」は、「第46回 砲弾」だった。家康が大坂城に放ったカルバリン砲の砲弾だ。NHKのサイトからあらすじを拾うと、
幸村が築いた真田丸砦を攻めあぐねる家康は、幸村に10万゛石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出す。有楽斎らの強い勧めで秀頼は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を決して茶々への直談判に挑む。一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれる!
真田丸で味方が散々苦戦した徳川家康は「騒音戦略」を思いつく。イギリス製のカルバリン砲が届くまでの時間稼ぎだ。30万人が3交代で怒鳴るというとんでもない作戦だ。
一方、大坂城の幸村は豊臣秀頼に策を語る。堅固な城に籠もり、相手の兵糧が尽き、寝返る者が出る者を待つという持久戦だ。また幸村は秀頼に「大坂城の主として自分の発言力を意識してほしい」と助言する。
大坂方はやがて、相手が挑発しているだけで攻めては来ないと分かる。塙団右衛門(ばん・だんえもん)直之は野良犬の鳴き真似をして「尻尾を丸めた野良犬どもめ!」と言い、皆の笑いを誘う。この鳴き声が犬にそっくりだ。
幸村は茶々にも話をするが、あまり反応がない。茶々の居室から出ると、幸村は茶々の妹である初(常高院)から呼び止められる。彼女は茶々の抱えた「心の闇」を語る。2度の落城、父母、兄、義父の死を目にしてきた茶々は、大坂城とともに焼け落ちることを望んでいる、姉を救ってほしいと言う。
一方、江戸の真田屋敷では、幸村の兄・信之と平野長泰が大坂へ食料を送る手はずを整えている。平野長泰は「賤ヶ岳七本槍」の1人で、田原本藩の初代藩主。大阪へ向かおうとした信之は、出浦昌相(真田家の家老)に阻まれる。
家康は幸村を調略するため、10万石を提示しようとする。使いは幸村の叔父・真田信尹(のぶただ)だ。大坂城に入った信尹は幸村と酒を酌み交わす。最後に信尹は幸村に家康からの書状を渡すが、「読まんでいい」と申し渡す。幸村は即座に書状を破き燃やし、信尹はそのまま調略失敗を家康に報告する…。
このようにいろんなことがあったが、最後になって、イギリスのカルバリン砲の砲弾が大坂城に打ち込まれ、城内は騒然となる。そして次回の47話は「反撃」。どんな反撃になるか、これは楽しみである。最後はいつものように藤丸タダアキさんのブログで締めておく。
真田丸に攻め寄せ大敗北した徳川方。死傷者は2,000人を超えたといわれています。真田幸村に完封された徳川家康は謀略戦を考えます。真田丸46話砲弾の感想を書きます。
家康が考えた作戦は歓声をあげる・敵将を調略する・砲弾を討つです。徳川方は30万の軍勢を3手に分けて夜に歓声をあげ、豊臣方を眠らせません。次に真田丸で完封された幸村の調略を進めます。家康は幸村の叔父の信伊を呼び、幸村が裏切れば10万石を与えると言います。しかし、家康にはケチで有名でしたので、調略は失敗します。
本多正純が織田有楽斎に講和(仲直り)への工作を指示します。そして有楽斎は講和工作を始め、大野治長の母大蔵卿局も賛成します。有楽と大蔵卿局に促され、秀頼は講和に頷いてしまいます。
この状況で塙団衛門が夜襲を敢行しようとします。塙団衛門は侍大将になりたかった人物です。これは団衛門の当てつけです。団衛門についてはこちらをご覧ください。
この夜襲は成功しますが、講和が破断することはありませんでした。家康の元に、イギリスからカルバリン砲が届きます。そして家康は大坂城内に詳しい片桐且元を呼び出します。家康は且元に茶々の居場所を聞き出し、砲弾を打ち込みます。これは講和反対への脅しでした。
真田丸46話砲弾は講和に反対する茶々への脅しの砲弾でした。真田丸46話砲弾の感想を書きます。実はこの時期、家康は秀頼だけに届くように書状を作っています。書状には真田幸村・長曾我部盛親・毛利勝永が裏切ると書かれていました。しかし、秀頼は当代きっての能筆家で、これは偽物であると断定します。
このように、家康は様々な手を使って講和に向かわせます。かつて秀吉が大坂城の攻略法を諸大名に語ったという逸話があります。講和して堀を埋めて再度攻撃する。
そして、イギリスから購入したカルバリン砲で砲弾を大坂城に打ち込みます。他にも角倉了以が大きな穴を大坂城まで掘り進める工作も大いに宣伝しています。この工作で一番効いたのは46話の題でもある砲弾です。この砲弾は歓声で眠れない茶々の精神を破壊しました。
真田丸46話砲弾は、家康が最も有効にきいた工作が題になっています。砲弾の話は最後の5分ぐらいでした。そして次回47話反撃に持ち込む。三谷さんは間の使い方がうまいですね。真田丸46話砲弾の感想を書きました。真田丸47話は反撃です。方便に過ぎない講和を信じる茶々たちと幸村の戦いでもあります。47話も楽しみです。
幸村が築いた真田丸砦を攻めあぐねる家康は、幸村に10万゛石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出す。有楽斎らの強い勧めで秀頼は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を決して茶々への直談判に挑む。一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれる!
真田丸で味方が散々苦戦した徳川家康は「騒音戦略」を思いつく。イギリス製のカルバリン砲が届くまでの時間稼ぎだ。30万人が3交代で怒鳴るというとんでもない作戦だ。
一方、大坂城の幸村は豊臣秀頼に策を語る。堅固な城に籠もり、相手の兵糧が尽き、寝返る者が出る者を待つという持久戦だ。また幸村は秀頼に「大坂城の主として自分の発言力を意識してほしい」と助言する。
大坂方はやがて、相手が挑発しているだけで攻めては来ないと分かる。塙団右衛門(ばん・だんえもん)直之は野良犬の鳴き真似をして「尻尾を丸めた野良犬どもめ!」と言い、皆の笑いを誘う。この鳴き声が犬にそっくりだ。
幸村は茶々にも話をするが、あまり反応がない。茶々の居室から出ると、幸村は茶々の妹である初(常高院)から呼び止められる。彼女は茶々の抱えた「心の闇」を語る。2度の落城、父母、兄、義父の死を目にしてきた茶々は、大坂城とともに焼け落ちることを望んでいる、姉を救ってほしいと言う。
一方、江戸の真田屋敷では、幸村の兄・信之と平野長泰が大坂へ食料を送る手はずを整えている。平野長泰は「賤ヶ岳七本槍」の1人で、田原本藩の初代藩主。大阪へ向かおうとした信之は、出浦昌相(真田家の家老)に阻まれる。
家康は幸村を調略するため、10万石を提示しようとする。使いは幸村の叔父・真田信尹(のぶただ)だ。大坂城に入った信尹は幸村と酒を酌み交わす。最後に信尹は幸村に家康からの書状を渡すが、「読まんでいい」と申し渡す。幸村は即座に書状を破き燃やし、信尹はそのまま調略失敗を家康に報告する…。
このようにいろんなことがあったが、最後になって、イギリスのカルバリン砲の砲弾が大坂城に打ち込まれ、城内は騒然となる。そして次回の47話は「反撃」。どんな反撃になるか、これは楽しみである。最後はいつものように藤丸タダアキさんのブログで締めておく。
真田丸に攻め寄せ大敗北した徳川方。死傷者は2,000人を超えたといわれています。真田幸村に完封された徳川家康は謀略戦を考えます。真田丸46話砲弾の感想を書きます。
家康が考えた作戦は歓声をあげる・敵将を調略する・砲弾を討つです。徳川方は30万の軍勢を3手に分けて夜に歓声をあげ、豊臣方を眠らせません。次に真田丸で完封された幸村の調略を進めます。家康は幸村の叔父の信伊を呼び、幸村が裏切れば10万石を与えると言います。しかし、家康にはケチで有名でしたので、調略は失敗します。
本多正純が織田有楽斎に講和(仲直り)への工作を指示します。そして有楽斎は講和工作を始め、大野治長の母大蔵卿局も賛成します。有楽と大蔵卿局に促され、秀頼は講和に頷いてしまいます。
この状況で塙団衛門が夜襲を敢行しようとします。塙団衛門は侍大将になりたかった人物です。これは団衛門の当てつけです。団衛門についてはこちらをご覧ください。
この夜襲は成功しますが、講和が破断することはありませんでした。家康の元に、イギリスからカルバリン砲が届きます。そして家康は大坂城内に詳しい片桐且元を呼び出します。家康は且元に茶々の居場所を聞き出し、砲弾を打ち込みます。これは講和反対への脅しでした。
真田丸46話砲弾は講和に反対する茶々への脅しの砲弾でした。真田丸46話砲弾の感想を書きます。実はこの時期、家康は秀頼だけに届くように書状を作っています。書状には真田幸村・長曾我部盛親・毛利勝永が裏切ると書かれていました。しかし、秀頼は当代きっての能筆家で、これは偽物であると断定します。
このように、家康は様々な手を使って講和に向かわせます。かつて秀吉が大坂城の攻略法を諸大名に語ったという逸話があります。講和して堀を埋めて再度攻撃する。
そして、イギリスから購入したカルバリン砲で砲弾を大坂城に打ち込みます。他にも角倉了以が大きな穴を大坂城まで掘り進める工作も大いに宣伝しています。この工作で一番効いたのは46話の題でもある砲弾です。この砲弾は歓声で眠れない茶々の精神を破壊しました。
真田丸46話砲弾は、家康が最も有効にきいた工作が題になっています。砲弾の話は最後の5分ぐらいでした。そして次回47話反撃に持ち込む。三谷さんは間の使い方がうまいですね。真田丸46話砲弾の感想を書きました。真田丸47話は反撃です。方便に過ぎない講和を信じる茶々たちと幸村の戦いでもあります。47話も楽しみです。
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