前回のNHK大河ドラマ「真田丸」は、「第48回 引鉄(ひきがね)」だった。最終回(第50回)まで、残すところわずかになった。ますますテレビから目が離せない。この回のあらすじをNHKのHPから拾うと、
豊臣と徳川の和睦の後、真田丸は取り壊され、大坂城は堀も埋め立てられてしまった。幸村は起死回生を狙い、家康を罠にかけるよう佐助に命じる。佐助は、もし家康暗殺に成功したら夫婦になって欲しいときりに告げ徳川の陣へ。家康との頭脳戦が展開する中、幸村は不思議な型の拳銃を手に入れる。一方幸村からの書状を読み、その真意を悟った信之は、大坂城へ向かうと言いだす。
今回は大坂夏の陣に向けて、動きの多い回だった。真田丸は壊され、堀まで埋められた。それでも幸村(信繁)は秀頼や後藤又兵衛らに励まされ、新たな策をたてる…。
織田有楽斎は徳川に情報を漏らしているのがばれ、幸村は城を出よと命じる。大野治房(治長の弟)は、大坂城の蔵にある金銀を勝手に牢人に与えてしまう。公平を期すため、秀頼は他の牢人たちにも金銀を与えた。しかしそれが裏目に出た。牢人たちはその金で武器を買い集めたのだ。しかも大野治房は、大坂城の堀を掘り返すことを命じる。激高した徳川家康は、大坂城を攻める決断をする。
この回で、目を引くシーンがあった。幸村が大坂城内で畑仕事を手伝い出すと、農具が何かに当たった。掘り出してみると、土の中にあったのは千利休の印がついた箱。中を開けると、銃身が短い不思議な形の鉄砲が出てきた。火器に詳しい毛利勝永に聞いてみると、これはフリントロック式の「馬上筒」。火縄に点火しなくても撃てる(撃鉄を使う)ので、馬上からでも撃てる銃なのだ。
幸村は、家康の陣まで突入しながら鉄砲を撃ち損じ、家康を倒せなかったといわれる。そのとき使ったのがこの馬上筒だったのだろう。この回のタイトル「引鉄(ひきがね)」は、夏の陣への引き金と、この鉄砲の引き金をかけているのだろう。幸村の戦いぶりに期待が集まる。真田丸もあと2回を残すばかりだ。年末恒例の「総集編」も、見逃せない。では、最後は藤丸タダアキさんの「感想」を紹介して締めておく。
いよいよ大詰め、大坂夏の陣へ向かって進み始めます。真田丸48話引鉄の感想。鉄砲の引鉄は夏の陣への引鉄です。
真田丸や局地的な戦闘では徳川方を圧倒していた冬の陣。しかし徳川家康の謀略で豊臣方は大坂城の堀を失い、もう籠城はできません。しかし幸村は天性の戦略家でかすかな希望も捨てません。次の一戦で負ければ滅亡なので、裏切者は退去するだろう。自分の描いた戦略通り、裏切り者のいない布陣で戦いたいと考えます。
幸村は裏切者の織田有楽斎に罠を仕掛け、有楽斎ははまり大坂城を出ます。幸村は次々と手を打ちます。家康暗殺。しかし佐助が仕留めたのは影武者でした。
続いて、豊臣家は四国に移る用意があると情報を巻きます。それを千姫に伝えます。千姫の側近はすべて徳川の家来です。家康まで情報が伝わるでしょう。これは幸村と秀頼だけの打ち合わせで決めました。無言の場面はこれですね。
幸村は家康と秀忠の陣跡に要害を作り始めます。その要害完成までの時間稼ぎに牢人の再雇用先を探すという口実を作ります。牢人衆の身内が城内を自由に出入りできるようにしました。塙団衛門の妻が今後を心配していました。塙団衛門の妻は、実は羊羹の虎屋の黒川家から来ています。
きりとはるたちが城内に作っていた畑は利休の茶室跡でした。その畑の下から鉄砲‘馬上銃’が出てきました。これは利休が次の商売で考えていたものだと毛利勝永が言います。真田丸48話の引鉄。幸村の引く引鉄を手に入れました。48話の感想。ここまでは戦略通りだった幸村。しかし、事件が起こります。
大野治長の弟治房が配下牢人に城内の蔵を開けました。一部の牢人だけが褒美を手に入れたことで不公平が出ます。そこで秀頼は牢人全員に褒美を与えますが、牢人達はそれで武器を買い求めました。‘豊臣方は再戦へと準備をしている’家康が再戦に向かう口実を作ってしまいました。幸村の思わぬ形でまた戦略が狂いました。
治房は兄の治長の暗殺未遂を起こしたり、治房は大坂城の堀を再び掘り始めます。暗殺未遂はその後の大坂夏の陣の初戦に影響します。
感想からは外れますが、今後の真田丸の流れが気になります。真田丸49話は前夜という題がついています。真田丸48話引鉄は大阪夏の陣に向けた引鉄でした。大坂夏の陣の前夜が第49話ですね。49話が前夜ということは50話で夏の陣を全部やってしまうのか。おそらく51話が真田丸の最終回になるのかなと思います。
道明寺の戦いの‘関東に1人の男子なし’宣言と天王寺の戦いは分けた方がドラマ的には面白いです。真田丸49話前夜では、家康が上洛までの段階まではいくでしょう。真田丸48話引鉄の感想でした。49話も楽しみです。
豊臣と徳川の和睦の後、真田丸は取り壊され、大坂城は堀も埋め立てられてしまった。幸村は起死回生を狙い、家康を罠にかけるよう佐助に命じる。佐助は、もし家康暗殺に成功したら夫婦になって欲しいときりに告げ徳川の陣へ。家康との頭脳戦が展開する中、幸村は不思議な型の拳銃を手に入れる。一方幸村からの書状を読み、その真意を悟った信之は、大坂城へ向かうと言いだす。
今回は大坂夏の陣に向けて、動きの多い回だった。真田丸は壊され、堀まで埋められた。それでも幸村(信繁)は秀頼や後藤又兵衛らに励まされ、新たな策をたてる…。
織田有楽斎は徳川に情報を漏らしているのがばれ、幸村は城を出よと命じる。大野治房(治長の弟)は、大坂城の蔵にある金銀を勝手に牢人に与えてしまう。公平を期すため、秀頼は他の牢人たちにも金銀を与えた。しかしそれが裏目に出た。牢人たちはその金で武器を買い集めたのだ。しかも大野治房は、大坂城の堀を掘り返すことを命じる。激高した徳川家康は、大坂城を攻める決断をする。
この回で、目を引くシーンがあった。幸村が大坂城内で畑仕事を手伝い出すと、農具が何かに当たった。掘り出してみると、土の中にあったのは千利休の印がついた箱。中を開けると、銃身が短い不思議な形の鉄砲が出てきた。火器に詳しい毛利勝永に聞いてみると、これはフリントロック式の「馬上筒」。火縄に点火しなくても撃てる(撃鉄を使う)ので、馬上からでも撃てる銃なのだ。
幸村は、家康の陣まで突入しながら鉄砲を撃ち損じ、家康を倒せなかったといわれる。そのとき使ったのがこの馬上筒だったのだろう。この回のタイトル「引鉄(ひきがね)」は、夏の陣への引き金と、この鉄砲の引き金をかけているのだろう。幸村の戦いぶりに期待が集まる。真田丸もあと2回を残すばかりだ。年末恒例の「総集編」も、見逃せない。では、最後は藤丸タダアキさんの「感想」を紹介して締めておく。
いよいよ大詰め、大坂夏の陣へ向かって進み始めます。真田丸48話引鉄の感想。鉄砲の引鉄は夏の陣への引鉄です。
真田丸や局地的な戦闘では徳川方を圧倒していた冬の陣。しかし徳川家康の謀略で豊臣方は大坂城の堀を失い、もう籠城はできません。しかし幸村は天性の戦略家でかすかな希望も捨てません。次の一戦で負ければ滅亡なので、裏切者は退去するだろう。自分の描いた戦略通り、裏切り者のいない布陣で戦いたいと考えます。
幸村は裏切者の織田有楽斎に罠を仕掛け、有楽斎ははまり大坂城を出ます。幸村は次々と手を打ちます。家康暗殺。しかし佐助が仕留めたのは影武者でした。
続いて、豊臣家は四国に移る用意があると情報を巻きます。それを千姫に伝えます。千姫の側近はすべて徳川の家来です。家康まで情報が伝わるでしょう。これは幸村と秀頼だけの打ち合わせで決めました。無言の場面はこれですね。
幸村は家康と秀忠の陣跡に要害を作り始めます。その要害完成までの時間稼ぎに牢人の再雇用先を探すという口実を作ります。牢人衆の身内が城内を自由に出入りできるようにしました。塙団衛門の妻が今後を心配していました。塙団衛門の妻は、実は羊羹の虎屋の黒川家から来ています。
きりとはるたちが城内に作っていた畑は利休の茶室跡でした。その畑の下から鉄砲‘馬上銃’が出てきました。これは利休が次の商売で考えていたものだと毛利勝永が言います。真田丸48話の引鉄。幸村の引く引鉄を手に入れました。48話の感想。ここまでは戦略通りだった幸村。しかし、事件が起こります。
大野治長の弟治房が配下牢人に城内の蔵を開けました。一部の牢人だけが褒美を手に入れたことで不公平が出ます。そこで秀頼は牢人全員に褒美を与えますが、牢人達はそれで武器を買い求めました。‘豊臣方は再戦へと準備をしている’家康が再戦に向かう口実を作ってしまいました。幸村の思わぬ形でまた戦略が狂いました。
治房は兄の治長の暗殺未遂を起こしたり、治房は大坂城の堀を再び掘り始めます。暗殺未遂はその後の大坂夏の陣の初戦に影響します。
感想からは外れますが、今後の真田丸の流れが気になります。真田丸49話は前夜という題がついています。真田丸48話引鉄は大阪夏の陣に向けた引鉄でした。大坂夏の陣の前夜が第49話ですね。49話が前夜ということは50話で夏の陣を全部やってしまうのか。おそらく51話が真田丸の最終回になるのかなと思います。
道明寺の戦いの‘関東に1人の男子なし’宣言と天王寺の戦いは分けた方がドラマ的には面白いです。真田丸49話前夜では、家康が上洛までの段階まではいくでしょう。真田丸48話引鉄の感想でした。49話も楽しみです。
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