じゃこ天、しょうが天、宇和島かまぼこ、舞鶴いわしちくわ（勝手に「じゃこ天」応援買い PARTⅡ）

じゃこ天を「貧乏くさい」と切り捨てた秋田県知事の発言（10/23）に憤慨し、私は当ブログに〈勝手に「じゃこ天」応援買い！〉（2023.11.1付）という記事を書いた。これを私のFacebookにアップすると、たくさんの情報が集まった。

まずは桜井市のYさん。〈私も大好物です、とりわけ松山三越限定Tメーカーの生姜入りじゃこ天はお勧めですが、店頭でしか購入できません〉（11/1）。「ショウガ入りのじゃこ天」とは、美味しそうだ。「店頭でしか購入できません」とあったが、何とか通販で購入できないものかと検索すると、おお、あった！田中蒲鉾本店（愛媛県宇和島市）の「しょうが天」（5枚入り 1,026円）だ。



早速Yさんに報告すると〈松山市へは現役営業時代からも何度か訪問してきたので、最近の情報ありがたいです〉というお礼のメッセージをいただいた。それで取り寄せたのがトップ写真の品々で、「じゃこ天10枚入り 1,404円（税込み、以下同じ） 」「うわじま（かまぼこ）2本セット 1,091円 」「しょうが天5枚入り@1,026円 X 2 = 2,052円 」だ。田中蒲鉾本店のサイトには、


上がしょうが天、下がじゃこ天。しょうが天からは、ショウガの断片が見て取れる

そのままでもお召し上がり頂けますが、お召し上がり前にフライパンに油を少量入れてから表面をお焼き頂くと美味しくお召し上がり頂けます。また、大根おろしや刻みネギ等の薬味、ポン酢、柚子胡椒、山葵、醤油などお好みの調味料でお召し上がり下さい。

とあったので、フライパンで軽く焼き、だししょうゆとゆずこしょうでいただくと、おお、これはうまい！刻んだ紅ショウガがアクセントになって、ベースとなるじゃこ天のうま味を引き立てるのである。なお田中蒲鉾本店からの宅配便に同包されていたチラシには、「じゃこ天の美味しい召し上がり方」が載っていた。これは試してみなければ！

炊き込みごはんにして　TVのバラエティ番組等でも紹介された絶品炊き込みごはん。醤油と砂糖だけのシンプルな味付けなのに、じゃこ天から出るだしの旨味がごはんに染みこんで最高に美味しく炊き上がります。




次に、宇治市在住のMさん、〈（じゃこ天は）大好物です。舞鶴の「いわしちくわ」もおいしい、素揚げは最高〉（11/1）。私は以前、JR京都駅構内のお店（立ち飲み店？）で、揚げたての「ちくわの素揚げ」を食べたことがあって、これがとてもおいしかった。



「いわしちくわ」の素揚げなら、うまいに決まっている。ネットで検索すると、嶋田商店（京都府舞鶴市 舞鶴港とれとれセンター海鮮市場内）がヒットした。メーカーではなく、販売店だった。



注文したのは「いわしちくわ3本入り@450円 X 2 =900円」「あぶり焼きちくわ4本入り 750円」「舞鶴（かまぼこ）@730円X 2 =1460円」。まずは「いわしちくわ」をそのままいただいたが、あれ、あまりイワシの味がしないぞ。次に天ぷら鍋で素揚げしてみると、おお、これはうまい！じゃこ天も、フライパンなどで焼くとグンとおいしくなるが、いわしちくわも、同じ原理のようだ。


断面を見ると、普通のちくわの身は白いが、こちらはじゃこ天と同じく、グレーがかっている

最後に、関東にお住まいのＩさん。ご母堂が、宇和島市のご出身である。当ブログ（11/1付）のコメント欄に〈じゃこ天もおすすめですが、宇和島のかまぼこもなかなかの逸品です。関西や小田原のかまぼこは甘みがありますが、宇和島のかまぼこは塩味中心でお酒の肴にはこちらを好みます〉（11/6）。



うまい具合に、かまぼこ「うわじま」を注文していたので、食べてみた。おお本当だ、甘くない。わさびじょうゆで食べると、酒のさかなにもってこいだ。それにしても関西のかまぼこは、なぜあんなに甘ったるいのだろう。甘くない方がおいしいのに…。と疑問を持って検索してみると、独立行政法人「農畜産業振興機構」のサイトがヒットした。


確かに、「原材料名」のところに、糖類の記載はない

生すり身を冷凍すり身にして保存するときに糖類を添加するようで、〈糖類の添加は、たんぱく質の冷凍変性を防止する目的で、通常5～8％の砂糖およびソルビトール（甘味料）が使用されます〉とあった。なぁ～んだ、味付けではなく添加物として糖類を加えていたのだ。


糖類を使っているから、「糖質50％オフ」商品もありえるのだ

秋田県知事の問題発言のおかげで、いろんな情報が集まった。じゃこ天も、秋田県民からの注文が殺到して、売れに売れているそうだ。これは、「禍（わざわい）転じて福となす」と言うべきか…。