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「ナラノヤエザクラ」発見100年、能の演目「八重桜」復曲(復元)に ご支援を!(2022 Topic)

2022年03月16日 | お知らせ
奈良八重桜の会(代表:上田トクヱさん)は、ナラノヤエザクラを愛する人たちの会で、年に1回「奈良八重桜を愛でる会」などを開催している。なお東大寺知足院のナラノヤエザクラは100年前の1922年(大正11年)に発見され翌年、国の天然記念物に指定された。同会のHPには、
※トップ画像は、奈良八重桜の会の公式HPから拝借した

知足院の奈良八重桜が天然記念物の指定を受けており、奈良県花、奈良市花でもありながら、その名前ほどには実際の花姿はあまり知られていないのが実情です。奈良八重桜が遅い春を惜しむように可憐で気品ある花を開く頃、この花に魅せられた仲間が集まって、愛でる会を開いています。

このほか、奈良国立博物館「正倉院展」に協賛して呈茶席のご奉仕などもしています。奈良八重桜を愛で、多くの人にこの花の魅力を知っていただき、守っていきたいと願っています。


同会はナラノヤエザクラ発見100年の節目の年に、室町時代の能楽の演目「八重桜」を復曲することとなった。なお「復曲」とは、過去に上演が途絶えた能の演目を、現代の能楽師や研究者・学者らが復元することをいう。同会は、復曲のための資金280万円をクラウドファンディングで募集している。CAMPFIREのサイトには、

1922年(大正11年)、東大寺の知足院裏庭でナラノヤエザクラが偶然発見されてから、今年で100年を迎えます。室町時代に創られた能「八重桜」を現代に蘇らせ、復曲するために、応援お願いいたします。

百人一首でも知られるこの歌に詠まれた「奈良の都の八重桜」がナラノヤエザクラです。古くから和歌に詠まれ、語り継がれながら、長らく幻となっていたナラノヤエザクラが、東大寺知足院の裏山で発見されてから100年になります。あまりにも有名な名前とはうらはらに、実際の花姿はあまり知られていません。「奈良八重桜の会」は、歴史的文化的、植物学的にも貴重で、可憐なこの花をもっと多くの人に知ってほしいと、さまざまな活動を続けてまいりました。

設立20年、このほど、ナラノヤエザクラを題材にした「八重桜」という能があることを知りました。室町時代に創られたものですが、長い間上演されずに埋もれたままになっていました。「奈良八重桜の会」は、能「八重桜」を現代に蘇らせ、上演してほしいと夢をふくらませています。復曲するには、残された内容に節及び型をつける必要があり、時間も費用もかかります。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。


目標280万円に対し、現在の支援総額は1,073千円、残る期間は15日である。皆さん、こちらのサイトから、ぜひご支援をお願いいたしします!

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