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シンポジウム「神と仏、日本人の信仰」、津市で12月22日(日)開催!(2024 Topic)

2024年11月10日 | お知らせ
こんなシンポジウムが、12月22日(日)14時から、三重県津市の「三重県総合文化センター」で開催される。登壇されるのは、金峯山寺長臈(ちょうろう)の田中利典師、熊野本宮大社の九鬼家隆(くき・いえたか)宮司、宗教人類学者の植島啓司(うえしま・けいじ)先生のゴールデントリオである。参加費は、鼎談が@3,000円、交流会が@3,500円。利典師のFacebookには、

急告!12/22「神と仏、日本人の信仰」
紀伊山地の霊場と参詣道/世界遺産登録20周年記念講座

私は吉野大峯の世界遺産登録に深く関わったが、じつは奈良県からほとんど、その関係の講演会やシンポジュウムに招請されたことがない。呼んでいただいたのは和歌山県や山梨・静岡など他府県ばかり。とりわけ三重県からのオファーは飛び抜けて多くて、20回を優に超えたかもしれない。

当時、三重県の世界産担当だった平野昌氏の仕掛けによるものだが、宗教人類学者植島啓司先生と熊野本宮大社九鬼家隆宮司と私との三人(トリオ漫才?)講座は津市、尾鷲市、大阪、東京と何度も何度も場所をかえて、開催してもらってきた。何度やっても面白くて、会場は毎回満席となった。

そして20周年の今年、年末も押し迫った12月22日に、久しぶりに3人が揃って、三重県津市にて、ゴールデントリオのトークセッションが開催されることになった。たぶんこれが、植島VS九鬼VS田中利典+平野(昌さん)のスペシャルカルテット最後のイベントになるのだろう?!!津市はちと遠いけど、よろしければお出かけください


このゴールデントリオには、『熊野 神と仏』(原書房刊)という共著作もある。〈空前絶後の顔ぶれで、日本人の宗教観について率直な見解を述べた会話を再現。謎の多い熊野信仰と、修験道の役割、そしてこの地が「世界遺産」に認定された真の意味とは〉(Amazon)というものだ。なお同イベントのHPには、

講座 神と仏、日本人の信仰
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は今年で登録20周年を迎えました。 神道、仏教、修験道の聖地がそれぞれ道で結ばれており、影響を与え合いながら共存してきた信仰のあり方が世界に高く評価されています。 最も世界遺産らしい世界遺産と言われる理由はここにあります。この度、植島先生、九鬼宮司、田中長臈をお迎えして、この世界遺産について改めて考える機会とします。


お申し込みは、イベントのHPから。ぜひ、お申し込みください!

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