まもなくお彼岸というのに、暑さがおさまらない。昨日(9/17)は新潟県で、最高気温が37℃を超えたと報じられていた。今夏(6~8月)は、統計開始以来、最も暑い夏だったそうで、私の周囲にも体調を崩す人が多い。私は身を守るため、外出を控えている。毎日新聞〈日本でいちばん暑い夏 平年より1.76度高く 統計史上最高〉(2023.9.2付)によると、
※トップ写真は、天川村のみたらい渓谷で撮影
気象庁は1日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だったと発表した。平年より1.76度高く、これまで最も高かった2010年(平年比プラス1.08度)を大きく上回った。
地域別では、北日本で平年を3.0度上回り過去最高となった。東日本(同プラス1.7度)で1位、西日本(同プラス0.9度)で1位タイだった。今夏記録した最高気温が年間を通じて観測史上1位(タイ記録を含む)となった地点は、全国915地点中128地点に上った。
気象庁によると、地球温暖化に加え、日本近海の海面水温が高かったことや7月に本州付近への太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まっていたことなどが要因だという。楳田貴郁・気象庁異常気象情報センター所長は、今夏の特徴について「40度を超えた地点が多かったわけではないが、猛暑日日数が多く、暑い時期が長く続いている」と話す。
日本近海の平均海面水温も今夏は平年より1・0度高く、1982年の統計開始以来最高だった。8月は能登半島から山形県にかけての日本海沿岸で、初めて30度以上になった。
気象庁によると、9月も全国的に暑い日が続き、厳しい残暑となる見込みだ。日本気象協会の高森泰人気象予報士は「これまでの暑さで体に疲労が蓄積されている。9月は秋の気配を感じる時期だったかもしれないが、今年は引き続き高温の心構えが必要だ。外出を控えるなど臨機応変に暑さを避ける行動をとってほしい」と注意を呼びかける。【山口智】
こんな記事も出ていた。〈南極のコウテイペンギン ひな1万匹死ぬ?昨年 海氷溶けおぼれた可能性〉(朝日新聞 2023.8.31 付)。南極の海氷面積は、2023年2月に過去最少となった。ペンギンのひなは、生まれて4ヵ月後に巣立つが、それまでは防水性のある羽が発達しないので、年間を通じて氷が安定しなければ、移動できずに溺れてしまうのだそうだ。
国内でも〈リンゴ王国に危機、猛暑で「日焼け」が多発 「転換点が迫っている」〉(読売新聞 2023.9.15 付)。青森県で、果実の表面温度が高すぎて色が変化したり腐ったりする「日焼け」が多発し、売り物にならないという被害が出ているという。日焼けのリンゴは「例年の約10倍」だそうだ。
さらに〈山火事被害 20年で倍 年800万ヘクタール 温暖化影響〉(朝日新聞 2023.9.17 付)という記事もあった。山火事で800万ヘクタール(東京都の約40倍の面積)以上の森林が焼失していて、この数字は20年前の約2倍なのだそうだ。山火事が起きると、これがまた地球温暖化を促進するという悪循環に陥る。
温室効果ガスの排出を減らさないと、地球が壊れてしまう!
※トップ写真は、天川村のみたらい渓谷で撮影
気象庁は1日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だったと発表した。平年より1.76度高く、これまで最も高かった2010年(平年比プラス1.08度)を大きく上回った。
地域別では、北日本で平年を3.0度上回り過去最高となった。東日本(同プラス1.7度)で1位、西日本(同プラス0.9度)で1位タイだった。今夏記録した最高気温が年間を通じて観測史上1位(タイ記録を含む)となった地点は、全国915地点中128地点に上った。
気象庁によると、地球温暖化に加え、日本近海の海面水温が高かったことや7月に本州付近への太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まっていたことなどが要因だという。楳田貴郁・気象庁異常気象情報センター所長は、今夏の特徴について「40度を超えた地点が多かったわけではないが、猛暑日日数が多く、暑い時期が長く続いている」と話す。
日本近海の平均海面水温も今夏は平年より1・0度高く、1982年の統計開始以来最高だった。8月は能登半島から山形県にかけての日本海沿岸で、初めて30度以上になった。
気象庁によると、9月も全国的に暑い日が続き、厳しい残暑となる見込みだ。日本気象協会の高森泰人気象予報士は「これまでの暑さで体に疲労が蓄積されている。9月は秋の気配を感じる時期だったかもしれないが、今年は引き続き高温の心構えが必要だ。外出を控えるなど臨機応変に暑さを避ける行動をとってほしい」と注意を呼びかける。【山口智】
こんな記事も出ていた。〈南極のコウテイペンギン ひな1万匹死ぬ?昨年 海氷溶けおぼれた可能性〉(朝日新聞 2023.8.31 付)。南極の海氷面積は、2023年2月に過去最少となった。ペンギンのひなは、生まれて4ヵ月後に巣立つが、それまでは防水性のある羽が発達しないので、年間を通じて氷が安定しなければ、移動できずに溺れてしまうのだそうだ。
国内でも〈リンゴ王国に危機、猛暑で「日焼け」が多発 「転換点が迫っている」〉(読売新聞 2023.9.15 付)。青森県で、果実の表面温度が高すぎて色が変化したり腐ったりする「日焼け」が多発し、売り物にならないという被害が出ているという。日焼けのリンゴは「例年の約10倍」だそうだ。
さらに〈山火事被害 20年で倍 年800万ヘクタール 温暖化影響〉(朝日新聞 2023.9.17 付)という記事もあった。山火事で800万ヘクタール(東京都の約40倍の面積)以上の森林が焼失していて、この数字は20年前の約2倍なのだそうだ。山火事が起きると、これがまた地球温暖化を促進するという悪循環に陥る。
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