tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

久々の きぬ巻 時雨寿司(御所市・柳屋/JR・近鉄吉野口駅前)

2022年09月16日 | グルメガイド
今夏、無性に柳屋(御所市古瀬5 吉野口駅前)の「きぬ巻(まき)時雨(しぐれ)寿司」(=トップ写真)が食べたくなって、車で買いに行ってきた(2022.7.18)。奈良県民でも案外、知らない人が多いのが残念だ。白洲正子が絶賛していたというのに。



このお店、奈良グルメ図鑑には〈創業明治44年、吉野口駅で奈良県初の駅弁を販売したという歴史ある店。実店舗は110周年を機にリニューアル、外観もしゃれた感じに改装された。(中略)クラウドファンディングを活用して新しいメニュー作りに取り組むなど新しいことにも挑戦する〉とある。



昨年(2021年7月)、クラウドファンディングの募集があったので、私も応援購入(9,800円)させていただいた。コロナ禍と鉄道離れで、経営環境が厳しいとのことだった(駅弁店はすでに閉店された)。



この日は、「きぬ巻 時雨寿司(アサリ)」(1本=10貫 税込み530円)と「柿の葉寿司(サバ8個入り)」(税込み1,120円)を購入した。柿の葉寿司も美味しいが、やはり時雨寿司の美味しさは群を抜いている。御所市にお住まいの会社の先輩・藤井謙昌(よしまさ)さんもよく買われているそうだ。



おぼろ昆布のうま味、アサリの時雨煮(佃煮)の醤油味、そこにやや甘めの寿司飯の甘さが口の中で混じり合い、絶妙のハーモニーを奏でるのである。これはまさに御所市を代表する味だ。





時雨寿司や柿の葉寿司は、最近は御所南パーキングエリアの「御所の郷(さと)」でも販売されている(売り切れのときも多いのでご注意を)。皆さん、ぜひ「きぬ巻 時雨寿司」をご賞味ください!
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