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日本エッセイスト・クラブ賞/上野奈良大文学部教授が受賞 家族とその歴史を描く(2020 Topic)

2020年09月11日 | お知らせ
火曜日(2020.9.8)の奈良新聞に《日本エッセイスト・クラブ賞 上野奈良大文学部教授が受賞「万葉学者、墓をしまい母を送る」家族とその歴史を描く》という記事が出ていた。私も以前「『万葉学者、墓をしまい母を送る』を読む」として紹介した本書が、第68回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞したのだ、おめでとうございます!では、記事全文を紹介しておく。

上野誠・奈良大学文学部教授(60)の著書「万葉学者、墓をしまい母を送る」(講談社刊)が第68回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、7日、東京都千代田区の日本記者クラブで贈呈式が開かれた。同賞は応募総数113作品の中から2作品が受賞。もう1作品はジャーナリストの岩瀬達哉さんの「裁判官も人である」(同社刊)が受賞した。

上野さんの受賞作品は、故郷の福岡県にあった墓をしまい母親を奈良へ呼び寄せ7年間にわたり介護し看取るまでの経験や、家族の歴史などを軽妙な文章の中にも深い愛情を持って描いたエッセイ集。同クラブの遠藤利男会長は「今の時代に向き合い多くの人の心をとらえている」と評した。

終了後、取材に応じた上野さんは「奈良新聞文化賞(第20回、平成27年)受賞が書くことの励みになり、今回の受賞につながった。60歳の年に受賞したことで今後新しい展開が生まれる気がする」と喜びを語った。



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