写真は、七支刀(しちしとう)の刀身である。七支刀は奈良県天理市の石上(いそのかみ)神宮から出土した古代の鉄剣で、「ななつさやのたち」とも呼ばれる。左右に3本ずつの枝刀が出ているのが特徴だ。
これを復元したのは刀匠(とうしょう)河内國平(かわち・くにひら)氏だ。氏は東吉野村にお住まいで、05年3月には「奈良県無形文化財保持者」に指定された。
※河内氏のサイトhttp://www.mugenkan.com/
東吉野村は、私も昨秋、お祭り見物で訪れたのだが、清流と杉の美林に囲まれ、歴史遺産に富む素晴らしい村だった。
※「噂の小川祭りに、感動した!」(インターネット新聞『JanJan』の記事)
http://www.janjan.jp/area/0510/0510234170/1.php?PHPSESSID=...
その河内氏の作品展が、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の「特別陳列」として催されている(2/25~3/26)。毎日曜日には、河内氏ご本人による解説も聞くことができる(午後1時から。3/19のみ10時30分から)。展示は河内氏の仕事現場の再現や制作された日本刀と、氏が中心となって関わってきた古代刀剣類の複製品の展示だ。
※参考(インターネット新聞『JanJan』の記事)http://www.janjan.jp/culture/0603/0603201078/1.php?PHPSESSID=beebedb14b00b2ef60f33f26a93f2ad9
意匠を凝らした「藤ノ木古墳出土飾り太刀」(同氏らの復元品)の豪華さ・きらびやかさには、圧倒された。今回のメインテーマは、七支刀復元のプロセスで、当初は鍛造(鉄を熱して槌で打つ)で復元されたものが、やはり鋳造(熱で溶かして鋳型にはめる)ではないかと再び工法を変えて作られたそうだ。その鍛造品が写真の向かって左端、鋳造品が右の2本だ。
※同博物館のサイトhttp://www.kashikoken.jp/museum/
1300年前の日本にタイムスリップしたようなこの特別展示。皆さんもぜひ訪れて、ご覧いただきたい。なおこの博物館は、古墳時代以降の出土品やその復元品などがたくさん展示されている素晴らしい博物館で、半日は楽しめる。
※参考「河内國平とその一門」(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/d/20060526
これを復元したのは刀匠(とうしょう)河内國平(かわち・くにひら)氏だ。氏は東吉野村にお住まいで、05年3月には「奈良県無形文化財保持者」に指定された。
※河内氏のサイトhttp://www.mugenkan.com/
東吉野村は、私も昨秋、お祭り見物で訪れたのだが、清流と杉の美林に囲まれ、歴史遺産に富む素晴らしい村だった。
※「噂の小川祭りに、感動した!」(インターネット新聞『JanJan』の記事)
http://www.janjan.jp/area/0510/0510234170/1.php?PHPSESSID=...
その河内氏の作品展が、奈良県立橿原考古学研究所付属博物館の「特別陳列」として催されている(2/25~3/26)。毎日曜日には、河内氏ご本人による解説も聞くことができる(午後1時から。3/19のみ10時30分から)。展示は河内氏の仕事現場の再現や制作された日本刀と、氏が中心となって関わってきた古代刀剣類の複製品の展示だ。
※参考(インターネット新聞『JanJan』の記事)http://www.janjan.jp/culture/0603/0603201078/1.php?PHPSESSID=beebedb14b00b2ef60f33f26a93f2ad9
意匠を凝らした「藤ノ木古墳出土飾り太刀」(同氏らの復元品)の豪華さ・きらびやかさには、圧倒された。今回のメインテーマは、七支刀復元のプロセスで、当初は鍛造(鉄を熱して槌で打つ)で復元されたものが、やはり鋳造(熱で溶かして鋳型にはめる)ではないかと再び工法を変えて作られたそうだ。その鍛造品が写真の向かって左端、鋳造品が右の2本だ。
※同博物館のサイトhttp://www.kashikoken.jp/museum/
1300年前の日本にタイムスリップしたようなこの特別展示。皆さんもぜひ訪れて、ご覧いただきたい。なおこの博物館は、古墳時代以降の出土品やその復元品などがたくさん展示されている素晴らしい博物館で、半日は楽しめる。
※参考「河内國平とその一門」(ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/d/20060526