今日(3/13)の奈良市は、これまでとはうって変わって寒い一日となった。日中の最低気温は-0.5℃で、平年より2.1℃低かった。雪も舞い、一昨日、陽気に誘われて梅見を楽しんだことが信じられないほどだ。
傘をさして、小走りにお松明(お水取り)に向かう人たちの列も見た。従来、お水取りの期間中に雪が降るのはよくあることなので、こないだまでの陽気が不自然だったということなのだが。
3月前半のこの時期は、シベリア高気圧の寒波が強弱を繰り返し、お天気がくるくると周期的に変わる。このことを「三寒四温」という人がいるが、それは正しくない。
三寒四温とは「冬季、3日間ぐらい寒い日が続き次の4日間ぐらいが暖かく、これがくりかえされること。中国北部・朝鮮などに顕著な現象」(岩波国語辞典 第2版)で、真冬の中国大陸の話なのだ。
ともあれ、しばらくは不安定な天候が続く。明日も昼過ぎまで雪が降りやすいそうだ。雪の舞うのは花粉が舞うよりもマシ、という人も多いだろうが。
※写真は奈良市・猿沢池で、すいすい泳いでいた鴨(2/27撮影)。カメラを向けると、目が合ってしまった。
傘をさして、小走りにお松明(お水取り)に向かう人たちの列も見た。従来、お水取りの期間中に雪が降るのはよくあることなので、こないだまでの陽気が不自然だったということなのだが。
3月前半のこの時期は、シベリア高気圧の寒波が強弱を繰り返し、お天気がくるくると周期的に変わる。このことを「三寒四温」という人がいるが、それは正しくない。
三寒四温とは「冬季、3日間ぐらい寒い日が続き次の4日間ぐらいが暖かく、これがくりかえされること。中国北部・朝鮮などに顕著な現象」(岩波国語辞典 第2版)で、真冬の中国大陸の話なのだ。
ともあれ、しばらくは不安定な天候が続く。明日も昼過ぎまで雪が降りやすいそうだ。雪の舞うのは花粉が舞うよりもマシ、という人も多いだろうが。
※写真は奈良市・猿沢池で、すいすい泳いでいた鴨(2/27撮影)。カメラを向けると、目が合ってしまった。