tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

近鉄セミナールーム(学園前駅南口)で9月5日(土)、こけら落とし講演!(2015Topic)

2015年08月26日 | 奈良にこだわる
近鉄学園前駅の北側(パラディ南館6階)にあったセミナールーム(「楽・元気」プラザ)が、9月5日(土)、駅南口(もとTSUTAYA)に「住まいと暮らしのぷらっとHOME」として移転オープンする。その開店当日「オープニングセミナー」として、2本の講演があり、私も午後3時から90分の「文学で知る!奈良の魅力」(まほろばソムリエの深イイ奈良講座シリーズ)という講演をさせていただく。

参加は無料だが、電話での申し込みが必要である(0120-841-333)。9月中のセミナーご参加者には、オリジナルのノベルティもプレゼントされる。近鉄のHPによると、
※チラシ(スケジュール)は、こちらのサイトに出ている

平成27年9月5日 セミナールーム移転OPEN★ セミナー再開のお知らせ

みなさま、大変長らくお待たせいたしました!!!来たる“平成27年9月5日(土)”、学園前駅南改札口を出てすぐの場所に、住む前に!暮らしてからも!毎日をもっと「楽しむ」新しい住まいラウンジ 【住まいと暮らしのぷらっとHOME】近鉄不動産の新しいお店がOPENします♪♪こちらの店舗では、「楽・元気」セミナーが再開!!楽しいイベント盛りだくさんんでお送りします♪ぜひチラシチェックしてくださいね!



住まいと暮らしのぷらっとHOMEでは、住む前の中古住宅の売買や資産運用についてのご相談、リフォームのご提案のほか、各種セミナー・イベント盛りだくさんでお送りします☆毎日何か新たな“楽しい”を発見できるお店として、いつでもどうぞ“ふらっと”お立ち寄りください♪皆様のご来店、お待ちしています!!


私の講話は、『古事記』から『鹿男あをによし』まで、奈良に関連する書籍10冊をピックアップし、奈良の魅力を語る、という趣向である。『古事記』に関する分かりやすいガイドブック(2種類)も、無料で進呈する。

チラシを見ていると、「学んでから旅する歴史講座」(9/7 13:00~ 伊勢神宮に関する講座 1,000円)とか「スマホ講座」(9/8および15 13:00~ ソフトバンクiPhoneの使い方 500円)、「親子でジオラマ作りに挑戦!」(9/23 13:00~ 3,132円 9/18申込締切)など、興味深い講座がずらりと並んでいる(いずれも要予約)。

皆さん、ぜひ「住まいと暮らしのぷらっとHOME」に、足をお運びください!

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ビジネスリーダー向け講演会で「天誅組」を語る!

2015年08月25日 | 日々是雑感
昨夜(8/24)午後6時30分~、JR大和高田駅前の「奈良県産業会館」で、「時代に吠えた!天誅組の変~明治維新の魁と散った志士の魂を通し、激動の時代を読み解く~」というお話をさせていただいた。奈良県中小企業家同友会「中和支部南和支部合同月例会」で、企画は「北和支部 奈良 和の歴史研究・観光委員会」。県下の中小企業家同友会メンバー約70人が出席された。午後9時近くまでの長丁場だった。

天誅組の蜂起とその壊滅のプロセスを通し「あなたは時代の変化をどう予測しますか?」「またその変化に対してどう取り組みますか?」という問いかけをする、という趣旨である。

これまでいろんな講話をさせていただいたが、このようにビジネスリーダー・ビジネスパーソン向けに「歴史の話をビジネスのヒントにしたい」というリクエストは、初めてだった。この講演のご依頼は5月にいただき、その後、6名ほどの幹事さんが来られて打ち合わせをした(当初は約10名とのことだったが、部屋に入りきらないので減らしていただいた)。

最初に打診をいただいたのは同会メンバーで奈良まほろばソムリエの会会員の徳南毅一(とくなん・きいち)さん。私の呼びかけにお応えいただき、徳南さんには各地で講演をしていただいている。その徳南さんからのご依頼なのでお断りするわけにはいかない。


写真撮影は、藤井謙昌(よしまさ)さんにお願いした

講演時間は60分で、その後、50分のグループ討論をするという。そのテーマが上記の「あなたは時代の変化を…」ということだ。すると一般的な歴史の話ではなく、天誅組主将の中山忠光と、総裁の吉村寅太郎にスポットを当てなければならない。

ちょうど4月に植松三十里(みどり)著『志士の峠』(中央公論新社)という小説が出て、読んだばかりだった。小説なので、主人公・中山忠光などの心理描写が克明に出ている。その部分を抜粋してA4用紙4枚のWord文書を作った(これが大変な作業で、『志士の峠』を何度も読み返して作った)。天誅組に関するPowerPoint資料(32画面)はすでに作ってあった。いつもはこれを使って90分の話をするのだが、今回は別の資料も参照しながら60分でまとめるので、これは結構大変だ。しかし奈良まほろばソムリエの会で「講師養成講座」をしている立場上、きちんと時間通りに収めないと、格好がつかない。

何とかPowerPoint資料を28画面に短縮し、Word文書を参照するための符号も書き込んで、締め切り日までに資料を作成した。

当日は奈良県産業会館5階の立派な会場に、仕事帰りでお疲れのところ、たくさんの方にお越しいただいた。会社の先輩だった藤井謙昌(よしまさ)さんご夫妻がわざわざ特別に参加されていたので、写真撮影をお願いした(『志士の峠』を紹介して下さったのが藤井さんだ)。この日は株価が暴落していたが、それに触れている時間的余裕は全くない。


司会のかんばやし久美子さんからは「ネットなどに写真を載せる場合は、個人が特定されないように広い絵で…」とご注意いただいたが、私は講演の最初に「私の顔はじゃんじゃん撮って、Facebookに載せていただいて結構です」と申し上げたので、早速、吉田浩巳さんと阿南雅昭さんがFacebookにアップして下さった。

私の話の内容については割愛するが、中山忠光と吉村寅太郎の性格の違いや確執などに触れ、リーダーシップやチームワークのあり方などについてもお考えいただけるように工夫した。

一般の歴史講座の参加者は、ほとんどがシニア層だ。しかし今回のような会合では、若い人や女性も多く、いつもより平均年齢がずっと若い。居眠りしている人もいない。私の話の出来はともかく、歴史上の話をビジネスの切り口からお話しするというのは初めての経験だったが、これがとても新鮮で面白かった。

データや配付資料のやりとりなどで特にお世話ただいた梅田加都さん・野村佳之さん、南和支部長の片上裕之さんはじめご関係者の皆さん、このような機会を与えていただき、どうも有難うございました!
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オステリア オルベテッロは、紺屋町(大和郡山市)のバル名店!

2015年08月24日 | グルメガイド
8/12(水)、小泉町(大和郡山市)の営業所に勤務する若手社員のMくんと食事することになった。「郡山の美味しい店を紹介してよ」と言うと、連れて行ってくれたのが「イタリアン×ワインバル オステリア オルベテッロ(OSTERIA ORBETELLO)」(大和郡山市紺屋町10)というバルだった。





「オステリア」はイタリア語で「居酒屋」、「オルベテッロ」は地名(イタリア共和国トスカーナ州の町)である。とても覚えにくいし発音もしにくいので「紺屋町(こんやまち)のワインバル」とでも覚えておこう。

お店の壁にメニューが貼り出されている

近鉄郡山駅から、掘割(水路)のある道をまっすぐ東に5分ほど歩いた角地にある(JR大和郡山駅からだと徒歩7分ほど)。テーブルが3つ(×2席)とカウンター5席のこぢんまりとしたお店で「しっとりとした隠れ家的バル」という雰囲気だ。

イタリア産ハム三種盛り合わせ(1,280円)

カウンターに座ったので、目の前にオーナーシェフの中川圭さんがいる。「とりあえずの生ビール(キリンのハートランド)」のあとは、お酒も料理も中川シェフにお任せすることにした。ドリンクも料理も、種類が多いし、珍しいものがある。



こちらのビールは「ペローニ・ナストロアズーロ」というイタリア・ペローニ社のビール。ふんわりとした軽さのなかにシッカリとした芯(苦みと甘み)のあるビールで、日本のビールにはない味わいだ。


エスカルゴのブルゴーニュ風(980円)

ゆったりとしたペースで料理が出てくる。イタリア産ハム三種盛り合わせ(1,280円)、エスカルゴのブルゴーニュ風(980円)、仔羊ロース肉のにんにくソテー(980円)。驚いたのは「ラクレットチーズ」。硬いチーズをヒーターで温めたものをスライスし、パンに載せて出てくる。香ばしくコクのあるチーズで、「アルプスの少女ハイジ」に出てくるのだそうだ。雪印メグミルクのHPによると、




温まったラクレットチーズを削ぐ中川圭さん

ラクレットはスイスのチーズで、スイス料理「ラクレット」に使われるチーズです。この料理は、チーズの切り口を温め、皮が香ばしく中がトロリとなったところを削いで、それを茹でたじゃがいもにつけて食べるという素朴な料理です。ラクレットという名前は、フランス語で削るという意味の「ラクレ」が由来と言われています。

ラクレットチーズひと口パン(420円)

日本ではアニメ「アルプスの少女ハイジ」の中で登場するチーズとして知られています。作中では暖炉にかざしてチーズを溶かしていましたが、これはラクレットの本来の食べ方です。まろやかでコクがあり、ナッツのような香りがあります。熱を加えることでおいしさが増し、ラクレットの良さが引き立ちます。



帰り際、「とても美味しかったです。本格的なイタリアンでしたが、どこで修業されたのですか?」と中川シェフにお聞きすると「東吉野村の『リストランテ・ロアジ』にいました」とのお答え。「リストランテ・ロアジ」は、かつて東吉野村狭戸にあった完全予約制のイタリアン名店だ。そこで修業されていたとは! これは美味しいはずである。

本日のお薦め温野菜・仔羊ロース肉のにんにくソテー(980円)

奈良フードフェスティバルのFacebookによると、その後中川さんは尾鷲市(三重県)の「リストランテ・ガンベロロッソ」のシェフを務め、奈良市柏木町に「オステリア・バッヴォ」を開店、そのあと郡山に移られて今のお店をオープンされたということだ。



この日は平日にもかかわらず、常連らしきたくさんのお客さまが訪れていた。このお店は「隠れ名店」としてあまり他人(ひと)には教えたくないのだが、とても美味しいのでついついブログに書いてしまった。いっそのこと「あまから手帖」の奈良特集にも載せてほしいものだ。


メイン料理は骨つき仔羊肉のロースト(2,200円)。トップ写真も

中川シェフ、本格的な美味しいイタリアンを有難うございました。Mくん、美味しいお店を教えていただき、どうも有難う!皆さん、ぜひ「紺屋町のワインバル」をお訪ねください!

食べログは、こちら。夜だけの営業で、定休日は日曜だ。(電)0743-53-3183 (携)090-9251-6573
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桜井の名物男・名物ランチと、古事記ゆかりの古社を堪能する会、9月27日(日)開催!(2015Topic)

2015年08月23日 | お知らせ
9月27日(日)、桜井市でこんなイベントをやります。ランチとお話がついて、参加費はわずか@2,000円。主催はNPO法人奈良まほろばソムリエの会(啓発グループ)です。
※トップ写真は雑賀耕三郎さんの講演風景(奈良県立美術館で、5/2撮影)

ランチ場所は「活魚・ちゃんこ 一語一笑(いちごいちえ)」(桜井市桜井565-1)。このお店は私が『ランチパスポート2013』の年間ベスト1.に選んだお店です。美味しいお料理がリーズナブルな価格でいただけます。

ここで食事の前後に、奈良まほろばソムリエの会が誇るガイド名人・雑賀耕三郎(さいが・こうざぶろう)さんの講話「春日大社と桜井」をお聞きします。


等彌神社。県「巡る奈良」のHPから拝借

その後は、神武天皇建国の聖地・鳥見山中に創建された「等彌(とみ)神社」を参拝し、宮司のお話をお聞きします。

参拝の後は追加費用500円で、「講演会と万葉歌ライブ」に参加していただけます。奈良女子大の奥村教授のご講演「桜井市の万葉歌碑」と、芝山真知子さんの万葉ジャズライブをご鑑賞いただけます(会場へは徒歩でスグ)。詳細は以下のとおりです。


等彌神社境内で発掘された土偶(レプリカ)。「宇宙人か!?」
と話題になった。写真は、こちらのサイトから拝借した

1. 集合場所・時間
9月27日(日) JR・近鉄桜井駅南口10:40集合
(10:50発のコミュニティバスに乗車します。)
※直接行かれる場合は、11時00分に食事場所にお越しください。

2.日 程 
午前11時00分「一語一笑(いちごいちえ)」に到着(11:00までは入店できません)
(1)まずは当会・雑賀耕三郎さん(桜井市在住)の講話「春日大社と桜井」
(2)名物弁当のランチ(11:30~)をはさみ
(3)コーヒーなどを飲みながら追加説明と質疑応答(12:15終了)
(4)午前12時30分「等彌神社」到着。参拝と佐藤高静宮司のお話
 
3.参加費 @2,000円(食事・ソフトドリンク代、謝礼等すべて込み)

4.定 員 28名

5.締 切 9月19日(土) ただし定員に達し次第、締め切ります

5.申し込み方法 以下のアドレスあて、Eメールにてご連絡ください。
 kosyaji@goo.jp

6.その他
(1)桜井駅南口10:50発のコミュニティバス「多武峰行」にご乗車いただき、1つめのバス停「御幸田町」下車ください。ここから「一語一笑」へは徒歩スグ。桜井駅から徒歩でも行ける距離ですが、周辺の交通量がとても多いため、極力バスをご利用ください。

(2)ご参拝の後、徒歩でスグの市立図書館で開催される「講演会と万葉歌ジャズライブ」に参加していただけます(詳細は、こちら)。参加費は別途500円です(ソムリエの会会員は無料)。申し込みが必要ですので、こちらにご参加いただける方は、その旨を上記メールに付記してください。

桜井の名物男の講話と名物ランチが楽しめ、しかも古事記ゆかりの古社に宮司さんのご案内つきで参拝でき、「講演会と万葉歌ジャズライブ」にも合流できるスペシャルイベントです。たくさんのお申し込みをお待ちしています!
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肉の大月の焼肉弁当 < 大月の肉を使った焼肉弁当

2015年08月22日 | グルメガイド
五條市の「肉の大月」は、牛肉の名門である。焼肉店と精肉店が、国道24号をはさんで向かい合わせに建っている。時々ここで途中下車して精肉を買って帰る。たまには焼肉店でランチすることもあり、その場合は最もリーズナブルな「焼肉弁当 並」734円となる。「弁当」というが、店内でいただく場合は丼に盛って出てくる(持ち帰りの弁当は、こんな感じ)。
※トップ写真は自家製の「焼肉弁当」。8/18に調理・撮影


以下の写真は8/16の撮影

しかしこのお肉、量は多いがどうも硬いし、タレの醤油味が濃すぎる。食べログの口コミには「濃い味とボリュームで結構お腹いっぱい」「がっつり行きたいときには ばっちりな味付け」とあるので、若い人には良いのかも知れないが。



ふと思いついて、大月の精肉店でバラ肉(カルビ 100g 500円ほど)を買い求め、自宅で「焼肉弁当」を再現することにした。タレは普通のタレで、スーパーで買ったキッコーマンの「わが家は焼肉屋さん 中辛」(300円ほど)を使い、24時間漬け込んだ。フライパンでミディアムに焼き、タレごと丼にぶっかけてみた(肉の量は100g)。それがトップ写真である。肉の色も全く違う。







おお、これはウマい!噛むほどに肉の旨味がジワーッと出て、これがご飯と絶妙のハーモニーを醸し出すのだ。暑さで減退した食欲がググッと体の奥から湧き出てくる。単純で美味しいこの一品、皆さんもお気に入りのお肉・お気に入りのタレで、ぜひお試しください!

食べログは、こちら
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