tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

不空院(奈良市高畑町)で8月21日(金)不動明王の開眼式!(2015 Topic)

2015年08月19日 | お知らせ
奈良市高畑町1365の不空院は真言律宗の寺で、名前の通り本堂のご本尊は「不空羂索(ふくうけんさく)観音坐像」(秘仏)である。新薬師寺の東側の道を北へすぐの場所にある。檀家(だんか)寺のため住職が留守がちなので、本堂は閉じられていることが多い。
※トップ写真は、本件について記者会見される三谷住職と奥さん(8/3 県庁の文化記者クラブ)


羂索庵ご本尊の石造不動明王像(同寺伝来)。以下の写真はすべてお寺からお借りした


羂索庵客仏の不動明王像(奥田龍王氏作)

拝観は電話(0742-26-2910)またはメールで予約することになっている。ただし春と秋の特別期間中は、予約なしで秘仏の「不空羂索観音坐像」などを拝観することができ、しかも南都銀行OB・OGによる「ナント・なら応援団」が無料でガイドをしている。7/24(金)の地蔵盆の日は、様々に工夫を凝らした趣向で、地元の子供たちを温かくお迎えされていた。


今回開眼式を行う不動明王像(本谷定尚氏作)

昨年8月、不空院は境内に護摩(ごま)道場「羂索庵」を建立された。ここには不動三尊(不動明王像と二童子像)などが安置されているが、新たに仏師・本谷定尚氏(天川村出身)による不動明王像が奉納されることになった。


羂索庵(護摩道場)で護摩を焚く三谷弘範住職



開眼法要は、8月21日(金)午前9時から、羂索庵で営まれることとなった。併せて、南清子氏(さをり織り作家 五條市西吉野町出身)が奉納された、焔と水をイメージしたタペストリーもお披露目される。



特別開帳期間中以外はひっそりとしたお寺である。ぜひ、この機会にお参りいただきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする