「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」(奈良県桜井市高家[たいえ]2217)は、9/5(土)オープン予定のレストランつき宿泊施設だ。ここのお食事券プレゼントには4570通もの応募があったそうだから、すごい。高家(たいえ)とは珍しい地名だが、多武峰の高台にあるので高戸(タカヘ)から→タギヘ→タイエとなったようだ(當麻=タギマがタイマになったように)。
※トップ写真は雑賀(さいが)耕三郎さんの授業の様子
写真はこの施設を紹介するシンポジウムで。荒井知事(向かって左)と平松社長(6/24)
こちらは学校棟
国宝の文殊菩薩像で有名な「安倍文殊院」の南、国宝の十一面観音像と美人住職で知られる「聖林寺(しょうりんじ)」の西。すぐ南が山田寺跡(蘇我倉山田石川麻呂が造営に着手。興福寺仏頭はこの寺のもの)、その南はもう明日香村、という歴史遺産に囲まれた場所にある。施設のHPには、
こちらがオーベルジュ棟
オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」は、悠大な歴史文化が色濃く残された桜井の地に建つ全9室のオーベルジュです。周辺には見渡す限りの美しい田園風景が広がり、耳に入ってくるのは、爽やかな風の音と鳥のさえずり。四季折々の景色を眺め、奈良の伝統食材を使ったフランス料理でお腹を満たしたら、心地よいベッドでぐっすりと眠る。緩やかな時の流れに身を委ねながら、心からリラックスしていただける場所です。
木をふんだんに使ったオーベルジュ棟のエントランス
間伐材の木目が模様のようになっている
奈良県が誇る古道や古街道を訪ね、万葉集の舞台に想いを馳せつつ、時の流れを感じながら、いにしえの道を歩いてみてはいかがでしょう。当館は、奈良県が運営する「なら食と農の魅力創造国際大学校」(2016年4月開校)に併設され、指定管理者としてひらまつがオーベルジュの運営を行います。
名誉なことにNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、この施設から社員さん(株式会社ひらまつ・約15名)向け研修のご依頼をいただいた。8月初旬にお話をいただいたが、日取りと内容が決まったのは直前だった。奈良や桜井の歴史・観光資源などについてお話しすることとし、1日2時間(60分×2回)授業を2日間(計4時間)実施する、ということになった。
施設から1.5kmほどの桜井市阿部には、当会が誇るカリスマ観光ガイドの雑賀耕三郎さんのお住まいがある。雑賀さんはご近所・阿部新町区(安倍小学校区)の区長さんだ。メイン講師はこの雑賀さんにお願いし、あと1人募ったが直前なのでなかなか見つからない。それで私がお手伝いすることにした。両日とも午後6時スタートとし、カリキュラムは
天井のデザインがいい
8/27(木)
1.「奈良県の歴史」(古代史中心)講師:鉄田
2.「奈良県の史跡と観光名所」講師:雑賀
8/28(金)
3.「桜井市の歴史・史跡・観光名所」講師:雑賀
4.「奈良県の食と酒、奈良検定」講師:鉄田
ということになった。1週間足らずで、あたふたとPowerPoint資料と配付資料(Word文書)を作り上げた。
8/27(木)は、自宅から車で現地に向かった。桜井駅と大福駅の間の道(春日神社の沿道)を通り、安倍木材団地を通り過ぎると道標があり、そこから丘に上がる。段々畑の間をゴルフ場に入るようなま新しい道が出来ている。着いたところに、おお、素晴らしい施設が建っている。東側が学校棟、西側がオーベルジュ棟だ。駐車場も広い。
初日は授業前にアイスコーヒー、2日目はホットコーヒーをいただいた。コーヒーだけで、ここのレストランのレベルの高さがうかがえる。オープン後にはぜひ、食事に来なければ…。
授業は順調に進んだ。プロジェクタやスクリーンも、完備している。仕事のあとの疲れた社員さん(20~30歳代。イケメンと美女揃いだ)に、あまり小難しい話も良くないだろうと、おやじギャグや年代ゴロ合わせ(仏教伝来「ゴミは午後に」538年説と552年説)などを織り交ぜながらお話ししたが、心配は無用だったようで、皆さん、居眠りもせずに熱心に話を聞いて下さった。
奈良県や桜井市や奈良のうまいもの会から、いろんなパンフレットを入手し、お配りした。私のとっておきグルメガイドも。お休みの日は、ぜひこれらを携えて、周辺を歩いていただきたい。また「奈良まほろばソムリエ検定」のPRもさせていただいた。社員さんに「奈良通2級」合格を推奨するのも、良い動機づけになるだろう。
私の奈良県の歴史の「まとめ」画面
支配人のSさん、おかげさまで有意義な研修を終えることができました。今度はランチにお邪魔いたします! 雑賀さん、興味深いお話と犬養節(雑賀節?)の朗誦、有難うございました。
読者の皆さん、オープン後にはぜひ「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」をお訪ねください!
※トップ写真は雑賀(さいが)耕三郎さんの授業の様子
写真はこの施設を紹介するシンポジウムで。荒井知事(向かって左)と平松社長(6/24)
こちらは学校棟
国宝の文殊菩薩像で有名な「安倍文殊院」の南、国宝の十一面観音像と美人住職で知られる「聖林寺(しょうりんじ)」の西。すぐ南が山田寺跡(蘇我倉山田石川麻呂が造営に着手。興福寺仏頭はこの寺のもの)、その南はもう明日香村、という歴史遺産に囲まれた場所にある。施設のHPには、
こちらがオーベルジュ棟
オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」は、悠大な歴史文化が色濃く残された桜井の地に建つ全9室のオーベルジュです。周辺には見渡す限りの美しい田園風景が広がり、耳に入ってくるのは、爽やかな風の音と鳥のさえずり。四季折々の景色を眺め、奈良の伝統食材を使ったフランス料理でお腹を満たしたら、心地よいベッドでぐっすりと眠る。緩やかな時の流れに身を委ねながら、心からリラックスしていただける場所です。
木をふんだんに使ったオーベルジュ棟のエントランス
間伐材の木目が模様のようになっている
奈良県が誇る古道や古街道を訪ね、万葉集の舞台に想いを馳せつつ、時の流れを感じながら、いにしえの道を歩いてみてはいかがでしょう。当館は、奈良県が運営する「なら食と農の魅力創造国際大学校」(2016年4月開校)に併設され、指定管理者としてひらまつがオーベルジュの運営を行います。
名誉なことにNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、この施設から社員さん(株式会社ひらまつ・約15名)向け研修のご依頼をいただいた。8月初旬にお話をいただいたが、日取りと内容が決まったのは直前だった。奈良や桜井の歴史・観光資源などについてお話しすることとし、1日2時間(60分×2回)授業を2日間(計4時間)実施する、ということになった。
施設から1.5kmほどの桜井市阿部には、当会が誇るカリスマ観光ガイドの雑賀耕三郎さんのお住まいがある。雑賀さんはご近所・阿部新町区(安倍小学校区)の区長さんだ。メイン講師はこの雑賀さんにお願いし、あと1人募ったが直前なのでなかなか見つからない。それで私がお手伝いすることにした。両日とも午後6時スタートとし、カリキュラムは
天井のデザインがいい
8/27(木)
1.「奈良県の歴史」(古代史中心)講師:鉄田
2.「奈良県の史跡と観光名所」講師:雑賀
8/28(金)
3.「桜井市の歴史・史跡・観光名所」講師:雑賀
4.「奈良県の食と酒、奈良検定」講師:鉄田
ということになった。1週間足らずで、あたふたとPowerPoint資料と配付資料(Word文書)を作り上げた。
雑賀さんの桜井市の史跡の一シーン。特別出演は、当会理事の大山恵功(よしのり)さん
8/27(木)は、自宅から車で現地に向かった。桜井駅と大福駅の間の道(春日神社の沿道)を通り、安倍木材団地を通り過ぎると道標があり、そこから丘に上がる。段々畑の間をゴルフ場に入るようなま新しい道が出来ている。着いたところに、おお、素晴らしい施設が建っている。東側が学校棟、西側がオーベルジュ棟だ。駐車場も広い。
初日は授業前にアイスコーヒー、2日目はホットコーヒーをいただいた。コーヒーだけで、ここのレストランのレベルの高さがうかがえる。オープン後にはぜひ、食事に来なければ…。
授業は順調に進んだ。プロジェクタやスクリーンも、完備している。仕事のあとの疲れた社員さん(20~30歳代。イケメンと美女揃いだ)に、あまり小難しい話も良くないだろうと、おやじギャグや年代ゴロ合わせ(仏教伝来「ゴミは午後に」538年説と552年説)などを織り交ぜながらお話ししたが、心配は無用だったようで、皆さん、居眠りもせずに熱心に話を聞いて下さった。
こちらは雑賀さんが撮影された夕景。磐余(いわれ)の辺りが見渡せる
奈良県や桜井市や奈良のうまいもの会から、いろんなパンフレットを入手し、お配りした。私のとっておきグルメガイドも。お休みの日は、ぜひこれらを携えて、周辺を歩いていただきたい。また「奈良まほろばソムリエ検定」のPRもさせていただいた。社員さんに「奈良通2級」合格を推奨するのも、良い動機づけになるだろう。
私の奈良県の歴史の「まとめ」画面
読者の皆さん、オープン後にはぜひ「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」をお訪ねください!