tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

必見!NHK「白鳳-仏教美術の青春時代-」と「こころの時代 by 西山厚氏」(2015Topic)

2015年08月21日 | お知らせ
NHKが地上波で、こんな良い番組を放送してくれる。ぜひ今からタイマー録画をセットしていただきたい。

8月22日(土)総合テレビ午前10:05~10:50(45分)
特集番組「白鳳-仏教美術の青春時代-」
番組詳細 奈良国立博物館で開催中の「白鳳展」には薬師寺・月光菩薩立像など名宝150件が展示されている。白鳳時代とは天武・持統天皇の詔により全国で個性的な仏像が大量に作られた時代。

隋・唐や朝鮮半島から最高峰の仏像が伝わり渡来系の工人などによりさまざまな仏像スタイルが開花した「仏教美術の青春時代」である。若々しくみずみずしい白鳳仏の不思議な魅力を漫画家・里中満智子、万葉学者・上野誠などがひもとく。

8月23日(日)Eテレ(教育テレビ)午前5:00~6:00(60分)
こころの時代~宗教・人生~「仏に学ぶ 悲しみの力」

番組詳細 「仏教は、釈迦の悲しみから生まれ、悲しみ苦しむ人たちに優しい。悲しみや苦しみの中から、何か新しいものが生まれてくるかも知れない」と語るのは、帝塚山大学教授・西山厚さん。

去年、大学教授になる前は、奈良国立博物館で30年余り、仏教の文化財を中心に、調査・研究と展示の企画に取り組んでいた。奈良を足場に、長年の研究でたどり着いた仏教の神髄を聞く。


※8/21追記 8/22(土)午前7:30~8:00の「ウィークエンド関西」(NHK総合・大阪)にも、奈良国立博物館が登場します。「ことしで開館120周年を迎える奈良国立博物館。“仏教美術の殿堂”として数多くの収蔵品を保管するだけでなく、全国各地の貴重な文化財の記録、研究も行っている。文化財の記録を長年支えてきた写真撮影事業の舞台裏に迫る。」

奈良国立博物館で開催中の「白鳳展」は「素晴らしい展示だった。9/23までの期間中、にもう一度行く」という声がしきりである。ご覧になった方もまだの方も、ぜひ特集番組はご覧いただきたい。

「こころの時代」は、あの西山厚氏が60分、熱く語る。テーマは、日頃から西山氏がおっしゃっていることである。西山ファンならずとも、この話は聞き逃せない。

皆さん、ぜひご覧ください!
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桜井の史跡巡りと講演会(奈良まほろばソムリエの会 主催)、9月27日(日)開催!(2015Topic)

2015年08月20日 | お知らせ
9月27日(日)、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、「桜井の史跡巡りと講演会」と銘打ったイベントを開催する。詳細が県のなら記紀万葉のHPに掲載された。紹介すると、
※トップ画像は県の「なら記紀万葉」のFacebookから拝借

桜井の史跡巡りと講演会
開催日時 平成27年9月27日(日)
【史跡巡り】9時30分~12時30分
【講 演 会】13時30分~15時30分
開催場所
【史跡巡り】JR・近鉄桜井駅南口集合
【講演会】桜井市立図書館 研修室(桜井市大字河西31)
主催者 NPO法人 奈良まほろばソムリエの会
概 要 記紀・万葉ゆかりの地、桜井市の磐余の史跡を奈良まほろばソムリエと共に訪ねるイベントです。史跡巡りの後は、万葉集研究の第一人者の奥村和美先生による「桜井市の萬葉歌碑」の講演と、芝山真知子さんによる素敵な「万葉ジャズライブ」をお楽しみください。
 
◆桜井の史跡巡り
【日 時】平成27年9月27日(日) 9時30分~(受付は9時から)
【集合場所】JR・近鉄桜井駅南口
【コース】若桜神社→安倍文殊院→安倍寺跡→上之宮遺跡→等彌神社→桜井市立図書館(12時30分過ぎ到着予定・距離約5Km)
【参加費】300円 (当日受付にて)
【持 物】弁当、飲料、雨具
【昼 食】桜井市立図書館でお部屋を用意しております
【雨 天】少雨実施 (中止の場合は事前連絡します)
【募集定員】80名
 
◆なら記紀・万葉を味わい楽しむシリーズ講演会(第3回)
【日 時】平成27年9月27日(日)13時30分~15時30分 (受付は13時から)
【会 場】桜井市立図書館 研修室 (桜井市大字河西31 TEL 0744-44-2600)
 
◎万葉の歌 芝山真知子さんの「万葉 ジャズライブ」公演
NHKにもゲスト出演される注目のボーカリストによるジャズと万葉集のコラボです。
◎講演 「桜井市の萬葉歌碑」奈良女子大学教授 奥村和美先生
万葉歌に秘められた心を解説いただきます。
【会 費】資料代として 500円 (当日会場にて)
 
※申込みは、下記リンクの〔特別企画・お申込みフォーム〕、またはFAX(0742-90-1037)から。
※申込み期限は9月20日まで。
関連リンク まほろばソムリエと巡る大和路
お問い合せ先 NPO法人 奈良まほろばソムリエの会
TEL:080-9126-7063(平日10時~17時)


「第3回なら記紀・万葉を味わい楽しむシリーズ講演会」というメイン行事(万葉ジャズライブと講演会)があり、それに付け加えて午前中に「桜井の史跡巡り」をやろう、という2階建ての仕組みになっている。なので、午前・午後どちらか一方のお申し込みも可能である。「なら記紀・万葉を味わい楽しむシリーズ講演会」は、県の「『記紀・万葉』県民活動支援補助金」をいただいて実施する事業で、全10回の開催を予定している。

たくさんのお申し込みをお待ちしています!
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不空院(奈良市高畑町)で8月21日(金)不動明王の開眼式!(2015 Topic)

2015年08月19日 | お知らせ
奈良市高畑町1365の不空院は真言律宗の寺で、名前の通り本堂のご本尊は「不空羂索(ふくうけんさく)観音坐像」(秘仏)である。新薬師寺の東側の道を北へすぐの場所にある。檀家(だんか)寺のため住職が留守がちなので、本堂は閉じられていることが多い。
※トップ写真は、本件について記者会見される三谷住職と奥さん(8/3 県庁の文化記者クラブ)


羂索庵ご本尊の石造不動明王像(同寺伝来)。以下の写真はすべてお寺からお借りした


羂索庵客仏の不動明王像(奥田龍王氏作)

拝観は電話(0742-26-2910)またはメールで予約することになっている。ただし春と秋の特別期間中は、予約なしで秘仏の「不空羂索観音坐像」などを拝観することができ、しかも南都銀行OB・OGによる「ナント・なら応援団」が無料でガイドをしている。7/24(金)の地蔵盆の日は、様々に工夫を凝らした趣向で、地元の子供たちを温かくお迎えされていた。


今回開眼式を行う不動明王像(本谷定尚氏作)

昨年8月、不空院は境内に護摩(ごま)道場「羂索庵」を建立された。ここには不動三尊(不動明王像と二童子像)などが安置されているが、新たに仏師・本谷定尚氏(天川村出身)による不動明王像が奉納されることになった。


羂索庵(護摩道場)で護摩を焚く三谷弘範住職



開眼法要は、8月21日(金)午前9時から、羂索庵で営まれることとなった。併せて、南清子氏(さをり織り作家 五條市西吉野町出身)が奉納された、焔と水をイメージしたタペストリーもお披露目される。



特別開帳期間中以外はひっそりとしたお寺である。ぜひ、この機会にお参りいただきたい。
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大和歴史紀行バスツアー(奈良交通)、9月から全6コースで募集開始!(2015Topic)

2015年08月18日 | お知らせ
秋の行楽シーズンを控え、いよいよこの9月から新たな奈良交通の大和歴史紀行バスツアー(「奈良・大和路 再発見バスツアー」シリーズ)がスタートする。全6コースには、ご当地の美味しいランチがついている。ガイドは全て、奈良のエキスパート・奈良まほろばソムリエの有資格者。同ツアーのHPから、開催日順に抜粋・再構成して紹介すると、
※トップ写真は天河大弁財天社(7/21撮影)。ここは若い女性の参拝者が多い

奈良・大和路 再発見バスツアー
奈良・大和路は「日本人のこころのふるさと」と言われます。 三輪山の麓に大和政権が誕生して以降、約1800年の歴史が息づいています。 数多くの国宝や伝統文化、3つの世界遺産を有し、まさしく日本文化の発祥地である一方、豊かな自然を今に伝えています。このすばらしい奈良を多くの方に知っていただこうと、当社では様々なツアーを企画しています。

大和歴史紀行
テーマに沿った奈良県内ゆかりの地をバスで巡ります。奈良まほろばソムリエ検定ソムリエ資格を有するガイドで主に構成されている「奈良まほろばソムリエの会」所属ガイドが同行し、解説を聞きながら奈良の地を巡るバスツアーです。

A.9月13日(日) 記紀ゆかりの古社めぐり~丹生川上神社(中社)とその周辺~
(大淀町・吉野町・東吉野村)
@8,400円 主な行き先=世尊寺・丹生川上神社(中社)[ 詳細 ]

B.9月26日(土) 能楽ゆかりの地めぐり~葛城山麓の能楽を訪ねる~(葛城市)
@9,400円 主な行き先=高天彦神社・当麻寺 [ 詳細 ]


高天彦神社で「葛城(かづらき)」を謡われるN井さんとS田さん(当コースのガイド 7/9)

C.10月3日(土) 大和の廃寺めぐり(葛城市・御所市)
@7,900円 主な行き先=加守廃寺・巨勢廃寺 [ 詳細 ]

D.10月18日(日) 記紀ゆかりの古社めぐり~奈良県下三大神社を巡拝~
(奈良市・桜井市・橿原市)
@7,900円 主な行き先=春日大社・大神神社・橿原神宮 [ 詳細 ]

E.11月8日(日) 大和の廃寺めぐり(橿原市・明日香村)
@7,900円 主な行き先=本薬師寺跡・奥山久米寺跡 [ 詳細 ]

F.12月5日(土)能楽ゆかりの地めぐり~『天河伝説殺人事件』の舞台~(吉野町・天川村)
@9,500円 主な行き先=勝手神社・天河大弁財天社 [ 詳細 ]

天河大弁財天社で7/21撮影

すべてのコースに、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」のガイド(各回2人)がつく。私も今のところ、9/13(A)、9/26(B)、10/3(C)、12/5(F)のコースに同乗して、お手伝いさせていただく予定である(ガイドではなくサポーター)。これらのコースは、私たちソムリエの会と奈良交通が協議の末に決定した、ユニークなコース揃いである。

A.の「記紀ゆかりの古社めぐり~丹生川上神社(中社)とその周辺~」は、世尊寺、宮滝、夢のわだ、桜木神社、蜻蛉(せいれい)の滝、国栖の里(浄見原神社)、丹生川上神社(中社)、やたがらす神社 というなかなか足を運ぶ機会のない古社がずらり。

B.の「能楽ゆかりの地めぐり~葛城山麓の能楽を訪ねる~」は、高天彦神社、一言主神社、当麻寺、石光寺という、能「葛城(かづらき)」「土蜘蛛(つちぐも)」「當麻(たえま)」のゆかり地を。

C.の「葛城市・御所市の廃寺めぐり」では、加守廃寺、石光寺(石光寺跡)、只塚廃寺、地光寺廃寺、巨勢廃寺という、ソムリエの会ならではのマニアックな廃寺を巡る。

D.の「記紀ゆかりの古社めぐり~奈良県下三大神社を巡拝~」は、逆に春日大社(式年ご造替中)、大神神社、橿原神宮(御本殿の檜皮葺替が完了)というよく知られた神社(毎年の初詣の県下ベスト3)を巡拝し、ソムリエの会ならではの深イイお話をさせていただく。

E.の「橿原市・明日香村の廃寺めぐり」では、本薬師寺跡、檜隈寺跡、山田寺跡、奥山久米寺跡、大官大寺跡、吉備池廃寺というこの地の歴史に登場する有名な廃寺を巡る。


『天河伝説殺人事件』に登場する五十鈴(いすず)が、ここにも!(ネタバレではない 7/21)

F.の「能楽ゆかりの地めぐり~二人静と『天河伝説殺人事件』の舞台」では、内田康夫の『天河伝説殺人事件』の舞台となった吉野町(菜摘、勝手神社など)と天川村(天河大弁財天社)を訪ね、現場を検証しよう、というユニークなツアーである。


一言主神社では謡曲「土蜘蛛(つちぐも)」を(7/9)

BとFの「能楽ゆかりの地…」では現地で、謡曲をたしなむN井さんのひと節もお聞きいただくという凝った趣向だ。すでに全コースの下見も終え、準備は万端である。

それぞれのコースはネットから予約できる。たくさんの方のご参加をお待ちしています!
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よしなや(大淀町桧垣本)のトンカツ定食

2015年08月17日 | グルメガイド
以前(7/5)、当ブログで「よしなや」(大淀町桧垣本1334)のかつ丼定食と柿の葉寿司を紹介した。土曜日(8/15)のランチタイムに近くを通りかかったので、再訪してみた。吉野川でキャンプする人が多いのだろう、国道169号(中街道)は渋滞していた。

お店にたどり着くと駐車場も満車だったので、しばらく車中で待機。数分後に1台分が空いたので、車を滑り込ませた。お店の中も2階席を含めてほぼ満席だったが、カウンターに1人分の空きがあったので、待たずに座ることができた。



今回は、同店の名物「天然鮎の塩焼き」(十津川or天川村産)を食べたかったのだが、夕食で天然鮎(川上村産)が出てくる予定だったので、今回は「トンカツ定食」1,030円(税込)を注文。出てきたのが写真の豪華トンカツと小うどんだ。


トンカツの端っこが横に飛び出していた、失礼

トンカツは前回の「カツ丼定食」975円(税込)で体験済みだったが、また食べたくなる美味しさだったので、今回も注文してしまった。肉厚のロースがふんわりと揚がっている(「ヘレカツ定食」は1,080円)。たっぷりとレモン汁を振りかけていただいた。



前回はざるうどんだったので、今回はかけうどん(小)にした。程よいコシの太うどんがダシの利いたツユと名コンビ。塩・醤油味は濃いめで、ちょうど良い塩分補給になる。ツユもすべて飲み干して、ごちそうさま!


麺はこんなに太い!



今回、柿の葉寿司(サバ@108円)はお持ち帰りにした。生の葉にくるまれ、塩と酢がよく利き、化学調味料無添加のお寿司は昔懐かしい味で、やはり美味しい。

レジで「Facebookにお書きいただき、有難うございました。おかげさまで、お客さまがたくさん来られています」とご挨拶いただいた。ご存じだったのだ! しかしこんなに流行っているのだから、要らぬお節介だったのかも知れないな、と思いつつ、また書いてしまった。書かずにいられなくなるほど美味しいのである。こんな美味しいランチを毎日食べられる大淀町の住民が、うらやましい!



お店は国道169号沿いだが、正面を向いていない(道路に対して横向き)ので、見逃しやすい。道路を向いた「よしなや」の看板を目印にしていただきたい(桧垣本交差点のすぐ北側だ)。前回Facebookで紹介すると、もと同僚の芳田さんから「美味しかったでしょう、私の従兄弟が経営してるんですよ。『よしなや』は芳田の屋号なんです。これからもご贔屓にお願いします」というコメントをいただいて驚いた。奈良県は狭いのである。

皆さん、ぜひ「よしなや」をお訪ね下さい。少しランチタイムのピーク時を外すのがコツですよ!
※食べログは、こちら
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