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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

グラスの底にある霊峰富士

2024年12月19日 08時25分25秒 | アングル


どういう経緯で貰ったのか忘れてしまっていたけれど、桐箱に入ったグラスが見つかった。
底が厚くて安定感があり、かなり傾けても倒れることがない。
それより、富士山がおそらく正確な象りで凹んでいるのがユニーク。
東西南北が分かるようになっていれば、などと自分の無知を棚に上げて、覗いたり眺め回したりする。
宝永の噴火跡だったか大沢崩れだったかの形もあるようだ。
撮ろうとしていたら電灯が映り込むことが分かり、ご来光のように角度を決めてみた。
山中湖の畔から観られるのだったか、それなら富士山の方角も正確にしなければいけないところだ。
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後期高齢者の高所作業はシミュレーションを入念に

2024年12月17日 08時21分21秒 | アングル


最終的な枝下ろしは来春まで残して、中途半端でも仕方ないと諦めかけた。
昨日の朝の積雪を見ると、どかんとは積もっていなくて、ちらちらと小さな雪片が降るともなく降るのではいくら降り続いても高が知れている。
それも昼には止んで薄陽が差してきたので、これはもうやるしかないと決行した。
最後の伸び上がる主幹を切断するために、あらゆる方角から眺めシミュレーションを入念にやった。
重心のずれている側に楔形の切り込みを入れ、反対側から楔のちょっと上を水平に切り進んでいく。
自分の頭に倒れ込む可能性も考えて、しっかりヘルメットを被り、安全帯を幹に回した。
倒れ始めた時には垂直移動ができるようにもした。
幹が裂けて切り口が弾けないように切り込み角度や深さも見極めつつ慎重にやる。
結果、画像では分かりにくいが、地面に斜めに刺さっているのが朴の木の先端。
断面同士は、まるで磁石の同じ極が合わさっていたように未練なく離れていった。
下にある植木(カシグルミの幼木)を飛び越え、菜の花畑となる予定の菜3種の畝も傷つけず、思惑通りの場所に落とすことができた。
そうして下から見上げると、全くもって意図せず偶然に十字架の造形がトップに残った(仰ぎ見る角度と場所によってではあるけれど)。
ほぼ外仕事に思い残すことは無くなり、達成感の余韻の中で帰宅準備に掛かる。
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雪が降り雨が降る繰り返し

2024年12月16日 07時38分38秒 | アングル

新雪の上に足跡。右はタヌキ(狸)で向こう側へ、左はノウサギ(野兎)でこちら側に向かっている。


タヌキの溜め糞があった。未消化の銀杏果肉や種は吐き出したものかもしれない。ハクビシンの可能性もある。


杉の木の下にフクロツチガキ(袋土柿)があった。雪で崩れているものも含め10個くらいあったが、食不適だとか。


30mmほどしかない端正なキノコ。ぽつんぽつんと見つかるけれど、食指も動かぬサイズで検索も割愛。


初雪以来、雪の上に雨が降り、嵩が減るとまた雪が積もり、そしてまた雨が降る繰り返し。
消雪装置がうまくいって、敷地から道路へのスロープが露出しているので、雪に閉じ込められるという切迫感がない。
国道は消雪パイプが埋め込まれていて、雪の期間は常に地下水が噴水されて凍ることもない。
間道は集落によっては計画的に金を積み立てて消雪パイプを敷設したところもあり、そうでないところでも積雪があれば大型投雪機やブルドーザーが出動して道を開けてくれる。
農作業がないから冬休みという格好で宇治の本宅に避寒して、3ヶ月毎の病院もそれに合わせてきた。
冬だからこそできる仕事もあり、地震以来ぐちゃぐちゃの家の中の片付けだってあるのだ。
とかなんとか言いつつも、収穫物を車に満載して、狩や漁から帰る原始人のように帰宅すべし。
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大根に赤とんぼなど

2024年12月13日 09時51分51秒 | アングル








大根に赤とんぼが止まっていた。
抜いたままの土付きで並べている場所に、おでんでもしようと取りに行って気づいた。
ストーブの熱は湯を沸かすだけではなく、大根でも煮て有効利用しようと考えてのこと。
大根はガスで十分に沸騰させた湯の中でないと柔らかくならないと、教えられたけれど、ストーブの上でも湯はたぎるので問題ないと分かった。
それはともかく赤とんぼは種類が多くて名を調べられないので、はじめから同定は諦めた。
日本にはアカネ属が21種類もいるそうで、これはおそらく最も地味なタイプのメスではないかと思われる。
翅の先もかなりくたびれていて、そもそも内玄関の続きとは言え屋内になぜ入ってきたのか。
止まったまま絶命しているのかも知れないと思ったが撮るだけに止めた。

同級生グループライン上で、サツマイモの美味しい食べ方を教えてくれる人がいて、試してみた。
ふかすか焼いたサツマイモを2cmほどの輪切りにしてフライパンで上下に焦げ目を付け、バターと蜂蜜をのせよと言う。
クズ芋をストーブでふかした後、フライパンで焼くのだってストーブ上でやれるだろうけれどガスでやった。
クズ芋と言ってもシルクスイートだし蜂蜜もニホンミツバチの自家製だから、下手なスイーツよりスイーツらしくなった。
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無人駅『下条』と芸術祭参加作品など

2024年12月10日 08時48分48秒 | アングル




わが町のJR下条駅が、あるコンビニ駐車場から見えるのに気づき、初めてのアングルなので新鮮だった。
積雪の自然落下を促す急勾配の屋根とトップの雪を割る尖りが雪国らしさを自然に現している。
いつから無人駅になったのか券売機もなくて、ディーゼルカーはたいてい1両ワンマンで整理券だからバスと変わらない。
駅舎の隣の茅葺は建物自体が妻有芸術祭参加作品で、中に昔の生活道具などがぶら下げられている。
ブルーシートのスカートは雪害対策のはずで、茅葺を雪に埋もれさせると傷むからということだろうか。
あまり意味をなさないと思うけれど、墓石にさえ雪対策でブルーシートを被せる人がいるように、大事なものだという自己満足とか対外アピールかと思ってしまう。
ブルーシートの上辺高さはおよそ4mほどだろうか、積雪はそこまでと踏んでいるのだろう。
初雪の降り積もった朝の降雪中に撮ったら絵になっただろうな、と思う。
2枚目画像は、雨が降った後、枝々に積もっていた雪も消え落ち、濡れているマユミ(真弓)の実。
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茸を保健所へ持っていくと・・・

2024年12月07日 10時04分00秒 | アングル








茸の検査を保健所は無料でやってくれて、しかも、かなり迅速に名前と可食か否かの判断をしてくれることが判った。
そうなると、茸なら何でも持ち込んでみたい気がする。
3日前にも姿の良い、さも食べられそうな白い茸が見つかった。
2本だけだったので、撮る前にすぐ横に散っていたモミジ葉を乗せてみた。
1本抜いて裏を観るとこれまた綺麗で、裂いてみると食べられる証拠と昔から言われてきた、笠まで裂ける。
先日の保健所への持ち込み時に、渡した1本を判別後どうするか聞かれて、処分してもらうようにと応えた。
食べられると判定されたら、たった一本でも引き取りにわざわざ出向く人もいるのかも知れない。
検索しても判らないし、2本だけなのだから、これはもう撮るだけにとどめようと決めた。
そうしたら、昨日はすぐ近くに同じキノコが4本ほど生えているのが見つかり、画像をもう1枚と思っていたのに初雪が降った。
もうこうなるとどこもかしこも白い世界になり、何もかもが雪の下。
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目につく色いろいろ  その②

2024年11月29日 08時32分44秒 | アングル






鷹の爪を全部もぎ取った後でもそのままにしていたら、2度目の実が生ったものの赤くならない。
緑のままでも十分に辛いのだと思うけれど、緑色の乾燥鷹の爪はできるだろうか。

一昨日の記事に取り上げたタンポポ(蒲公英)の綿毛の閉じた状態が、撮った次の日の朝は『さらに頑なに閉じている』と記した。
それなのに画像を載せないでしまったのだが、朝露に濡れたせいで頑なさが強調され白も際立っている。

小さな花壇の中に落ちた枯葉に、渋く輝く甲虫(こうちゅう)が乗っていた。
逃げられないうちにと急いで撮ってから指先でつついてみたが寿命尽きたもののようだった。
黒いドットの整然とした列と光り輝くメタリックブラックなので直ぐに名は判るだろうと思った。
それなのに、検索の仕方が悪いのか、どうしても名前に辿り着けない。
死骸は私のコレクションとなって、今は玄関の靴箱の上にある。
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目につく色とりどり  その①

2024年11月28日 08時08分08秒 | アングル




いつ雪が降りだすか分からないような空模様のもと、わが家唯一のモミジ(紅葉)が赤々と染まった。
下に透かし見えているのは、昨年友人とユンボを使って掘り上げたビオトープ。

ステンレス製の蒸し鍋を石油ストーブに掛けてヤーコンを蒸していたら、金属が溶け出したようで緑色になった。
調べてみると、緑色はニッケル(N)とクローム(Cr)イオンなので、たぶんそれぞれの含有量が18%と8%の18-8ステンレス製鍋なのだと思われる。
毒性が気になったけれど、直接この緑色の液体にさらしたわけではないので、『ま、いっか』ということにして、干し籠ネットに入れて乾燥ヤーコン製作中。
    つづく
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奇妙に自然

2024年11月26日 08時36分36秒 | アングル




『奇妙な自然』としようか『奇妙で自然』としようかなどと迷った末に、『に』にしたのはこれが一番自然だと思ったから。
最初の画像はホコリタケ(埃茸)なのだが、左側の凹んでいるのは、私がつついて遊んだので戻らなくなったもの。
埃状あるいは煙状の胞子を吹き出た瞬間を撮りたかったけれど、左手指と右手指の連携がうまくいかなかった。
それで何気なく画像を拡大してみると、表面の模様が有機的でしかも幾何学的で、それでいて奇妙に自然と思った次第。

2枚目画像はタンポポ(蒲公英)の綿毛が閉じている状態で、今まで2回ほどしか観たことがない。
半分失くなっているのに、まだ残りが遠くへ飛ぶために満を持しての態勢をとっているということなのだろうか。
撮ったのは好天だった昨日の日暮前だったのだが、放射冷却の夜を迎える準備かもしれない。
今朝はどうなっているか、庭先のことなので、観に行って来よう。
氷点下にはならなかったようで露は凍っていないが、昨日よりさらに頑なに閉じている。
他のタンポポがあればと捜したけれど、最後のものらしく、飛んだ後の殻しか見つからなかった。
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蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

2024年11月18日 14時26分55秒 | アングル






ゲンノショウコのことは過去にいろんな形で取り上げたり、ついでに出したりしているのに、ブログ内検索をしてみても蒴果とゲンノショウコを関連付けていない。
ハリガネゴケ(針金蘚)を取り上げている折に、一度だけ蒴果を使用しているけれど、記憶していなかった。
昨日撮ったゲンノショウコの成れの果てたる独特の姿を撮ってから、蒴果の証拠を示していても果たして本当に種は飛んでいるのかという疑問が湧いた。
神輿草(ミコシグサ)の別名を物語る姿を現していても、くりんと巻いた果皮の先に種がまだ付いているではないか、と思った。
もしかしたら、この後の雨降りで雨粒が当たったらびよんと跳ね上がって種を飛ばすのか、などと想像もした。
NHKの『ミミクリー』という教育動画を見つけて観たら、果皮が跳ね上がって種を飛ばすスロー再生があり、そこで初めてガッテンとなった。
反り返った先にぶら下がっている茶色の豆は、種が入っていた殻なのだったが、まだ花を咲かせているのもあったりして成長過程を一緒に見せている。
身近な植物の中で蒴果は、スミレ(菫)、カタバミ(酢漿、片喰)、ユリ(百合)、アサガオ(朝顔)もそのようで、ようやく少し理解が深まった。

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祭りが済んで

2024年11月16日 13時33分00秒 | アングル






昨日、十日町の道の駅『クロステン』に用があって、というより用があった人を迎えに行ってきた。
約束の場所になかなか現れなくて、暇ひまに越後妻有里山美術館MonETの祭りの後を少し観た。
建物前にある藁蓑(わらみの)をアートにした作品が、雪国の暗さを感じさせない色のデザインで素敵。
横のポールは道路横に、ここが道路の縁であると示すポールで、これも良い。

中庭の回廊コンクリート柱に巨大な蜘蛛の巣状の作品があった。
ガラス瓶キャップを潰したような巣を作る蜘蛛がいるよなぁというようなことを想わせられる面白い作品だ。

今年の大地の芸術祭はついに何も観ないでしまったけれど、図らずもその片鱗を祭りが済んでから観られて良かった。
3年後こそ、越後妻有トリエンナーレの全制覇を目指して観回りたいと今更ながら思う。
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今冬の積雪量占い

2024年11月13日 10時35分44秒 | アングル






カマキリ(蟷螂)の産み付けた卵嚢の高さで積雪量がわかるとかなんとか、よく言うけれど、そんなものはまるで信用できない気がして、それこそ『よく言うよ』だ。
ゴーヤを絡ませるネットの支柱に産みつけられていた卵嚢は地上2m足らずの場所だった。
昨日、アサガオのグリーンカーテンを片付けていて見つけたのは、小屋根の軒先と軒天井に合計4つもあって、集団産卵でもあったのかという様子。
犬走が一段「上がっているので、軒天井の高さは4m近くある。
2mと4mでは倍ほど違うので、カマキリも種によって予想の見解が違うようだ。
玄関先でコカマキリ(小蟷螂)をしょっちゅう見るのは、この個体がもうここを動きたくないということか。
あまりに地味画像ばかりなので、昨日キタテハ(黄立羽)が陽の当たる葉に止まったところを撮れたので挙げよう。
そういえばアカタテハ(赤立羽)を最近見ていないなぁと思った。
何があってもおかしくないこの頃だから、なんらかの理由がありそうだ。
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茸の時期は来たけれど   その②

2024年10月22日 06時16分44秒 | アングル




端正な椎茸も出てきて、このまま大きく育ったら良いけれど、2日も経てば、しどけなく広がって、らしさを失うだろう。
銀杏はイチョウ(公孫樹)の実のことなのに、パソコンの変換はイチョウで『銀杏』と出てくるからいい加減だ。
銀杏が落ち始めたが、まだ固くて臭いはしない。
先日、友人とイチョウのそばで話をしていたら、いきなりどさっと太い枝が折れて落下した。
下にいたらいかったてがんに(下に居たら良かったのに)と、悪い冗談を言う奴。
自重に耐えられずに折れ落ちてきた太枝に当たって亡くなった人がいたのを踏まえた上だから始末が悪い。
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茸の時期は来たけれど

2024年10月21日 07時19分00秒 | アングル




ようやく長引いた夏は去り、雨がち天気に寒さも加わって、茸の時期は来たけれどなんか変。
椎茸の榾木なのだから、多少は変でも椎茸に違いないと、この秋の初収穫をした。
一応撮ってはみたものの、本当に椎茸だろうかという気がしてきた。
もうバター焼きをして腹に収まっているので、今更疑って痛くない腹を探っても仕方がない。
真ん中の椎茸ときたら逆さまに生えているではないか。
出始めはいつも、端正な椎茸のできないことが多かったんだったな。

草刈りをしない草藪に赤いホオズキ(鬼灯)が見え隠れしているのを、分け入って撮った。
真っ赤な無傷のものを観ると妙に生々しくて、柄まで赤いのが今更ながら新発見気分。
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セイタカアワダチ(背高泡立草)にハナグモ(花蜘蛛)

2024年10月19日 11時02分00秒 | アングル


この頃あざやかな色が見えるとなれば、たいていセイタカアワダチソウだ。
花の一輪一輪はどうなっているのかと接写しようとしたら、嫌がって隠れる蜘蛛がいた。
そこを無理矢理回り込んだり下から迫ったりしてようやく撮れた。
花を撮ろうとして、興味が虫にいくのはいつものことで、生きているものとの駆け引きから偶然に思いがけないシーンが撮れる。
プロの高級カメラならこうは決して撮らないはずの切りとりを楽しみたい。
ハナグモは何種類かいるようだけれど、この程度の画像では同定しようがない。
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