静物というカテゴリーをこのブログに作った。油絵でみる『静物』というタイトルを真似てみた。質感や構図の練習として描くのかと思って、ウィキペディアで調べてみたら、静物画というのは西洋画のひとつのジャンルだそうだ。さらに分けるとコレクション画、花束、ヴァニタス(はかなさ)、朝食画・晩餐画、台所画などのカテゴリーがある。
それはいいとして、私の『静物』だ。絵筆を持たない絵描きになろうと思う。絵に説明をだらだらと加えて値打ちを上げようと算段するわけだ。
このグレープフルーツはルビー種。お盆の帰省時、未亡人の義姉が仏壇に供えたお下がり。小ぶりで肌の色合いがいい。永く放置していた後で食べてみたらぱさぱさだった。何たってみずみずしさが良さなのだから、今まで食べた内で一番おいしくないグレープフルーツだったけれど捨てるにしのびず完食した。
バナナは言わずと知れた特売品。バナナは卵とともに昔から値段が変わらない超優良食品だから、わが家の常備食。いつもシミがでてから慌てて食べるのだけれど、これはまだシミのない若い状態。シミのでた爛熟もいいけれど、バナナはシミがでる前の青くささも捨てがたい。
キワーノは友人が送ってくれたキワモノ。褒めようにもなんとも形容しがたい。これはウィキペディアで調べないで書こう。サワグミの薄味という感じ。種を一緒に食べないと食べ応えがない。縦割り半分にしたのを少しほじくってから、蜂蜜をたっぷり入れスプーンでぐちゃぐちゃに混ぜて食べた。食感は悪くない。でもこんなに防御するほどのモノじゃない。この棘は痛い。世間知らずで清純なコがヘビメタを着込んだ感じ。でも初体験は嬉しかった。この後、近所の庭で生っているのを見た。今年の流行なのかも知れない。