エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

 楽しかった 「ふれあい牧場」

2008-05-04 | 日々の生活
              【飽かずに草をやる】

 孫たちと「石筵ふれあい牧場」に遊んだ。
ママと娘も4連休、手作りのお弁当を準備して、久々に広々したさわやかな自然の中で1日を過ごすことにした。
 萌香ちゃんはウサギを抱っこしたいと朝からご機嫌。武琉君は新調した野球帽を目深にかぶり早くから庭へ出て遊んでいた。

 ポニーの牧場のまわりの桜の花が、時折吹く風に美しく舞っていた。 シートを拡げ,おむすびを頬張った。静寂のなか、散り急ぐ花びらをながめながら、過ぎし日の思い出に浸った。
 「あはれ花びら流れ おみなごに花びら流れ ・・・」
澄みきった純真な心でポニーにふれあう孫を静かに見つめていた。

季節の流れ 人の世の流れ 散り急ぐ花びら


日頃は、我が家のラック、金魚くらいか、動物とふれあう機会は少ない孫たちにとって計り知れないプラスがあるに違いない。
ウサギを抱いている孫を見つめながら、小学生のころの学校でウサギの世話をした覚えがよみがえってきた。
 私の新しい発見は、クジャクのきれいだったことだ。しばらく待った甲斐があった、クジャクは大きく自慢の羽を広げてくれた。また、ヤギとヒツジの区別を知ったこと。

 結婚式やら法事やらで、このところゆっくり孫たちとつきあえなかったが、連休初日に、充実した楽しい1日を過ごすことが出来た。
(2008.5.3)


【ヤギと赤ちゃんヒツジ】


【美しかったクジャク】