梅雨時に、孫に見せたい思いで花壇の隅にカボチャとスイカの苗を一本ずつ植えた。その後、いずれもずんずんと茎を伸ばし、それぞれ1個ずつ実を付けて収穫出来そうに大きく育った。
いくつかの収穫を期待していたが、なぜだろうか雌花を確認出来たのはカボチャが2つ、スイカは1つだけだった。
カボチャは南向きの縁側の広い窓の下で伸び、方向転換させた先端までは約7㍍もあった。だから窓からの出入りは出来なかった。収穫時期がわからなかったが、根元の葉が枯れ始め、結構大きく育ったので収穫した。体重計で測ったら1.6kg、ろくに肥やしもなくて大きく育ったものだ。きっと美味しいことだろう。
カボチャと言えば、息子が小学生のころ、夏休みの自由研究で「カボチャの観察」をまとめ、県の研究作品展で賞状をもらったことを思い出した。理科の自由研究は、3人の子どもたちがそれぞれに工夫し、親も付きっきりで苦労して取り組んだものだ。まとめた研究の成果は今も大事に取ってある。
スイカの方は、午後は木陰になる場所だったのでいくらか育ちは良くないようだ。たった1個だが、結構重く、小玉スイカていどに大きくなった。なぜか扁平で、スイカの縞模様は一部で、全体は暗い緑色をしている。立秋なのにようやく夏らしい暑さが続きそうだ。もうしばらく置いてみようと思っている。いまからみんなで十分冷やして食べるのを楽しみにしている。