エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

アカネの同定

2008-08-13 | 昆虫
           【マユタテアカネのマユ】

 夏の朝はいつも、二人の孫を連れ散歩に出る。必ずネットと虫かごを持って、勇んで家を出る。稲の花が咲き、赤トンボがちらほら見え始めた。



 今朝、朝食を済ませてから、思いついて山の公園に行った。孫に促され、もう遅いと思いつつもクワガタ、カブトを求めた。暑い夏の一日だった。
 静まりかえる森の公園で、萌香ちゃんはブランコ、妻が付きっきり、武琉君はネットを手にトンボやバッタを追いかけて過ごした。いつしか上手に虫を捕まえるようになった。ようやく捕まえた虫をかごに入れる。しばらく観察してから放してやる。そう教えたとおりに習慣付いた。なかなかいいことだ。私は便乗して虫たちの写真を撮る。

 赤トンボはナツアカネやノシメトンボに混じってが多かった。少し小型のマユタテアカネが多かった。オニヤンマも翅を指に挟みんで、美しい目を撮った。
 アカネ類はなかなか同定が難しいが、胸の紋様を写真に撮って確認している。
 庭でもマイコアカネやヒメアカネなど見られ、ようやくなんとか判別出来るようになった。
 トンボの撮影は、横から胸紋を撮ったり、全面から顔を撮ったり、背中からの模様も撮る。家に帰り、撮ってきたトンボの写真をパソコンで拡大して判別する。図鑑やネットが大いに参考になる。 
 孫の自然とのふれあいを見守りながら、ついでにそんな楽しみの毎日を過ごしている。

【マイコアカネ ペア】


【マユタテアカネ 翅の先が黒の個体】
 

【マユタテアカネ ♂】


【ナツアカネ】


【ヒメアカネ】


【ノシメトンボ】


【オニヤンマ】