中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

宇和海で釣る~準備編

2007-02-07 18:54:00 | 磯釣り
 紀伊半島あたりの渡船と宇和海の渡船とではほとんど全てと思えるくらいシステムが違います。紀伊半島なんかでは前日に「明日は出船するの?。」と聞いてOKが出れば「じゃぁ行くよ。」程度でも十分乗れる場合が多いし、凪と分かり切っていれば何も連絡なしで乗船場に来る人も居るくらいですが、ここではそうはいきません。必ず事前に予約し、前日には出港の確認が必要になります。
 この地域の磯は母港からの距離が長く、航海の時間がかかるところが多いので、一度出港したら客が釣り終わるまで磯の近くで待機している地区もありますし、そうでない場合でも天候の急変時に広いエリアからの撤収をしやすいようにする必要もあるので、基本的にはその船ごとの一回分の定員で予約が締め切られる地区ほがとんどです。従って近場のように2番船を期待してもそれが望めるのはごく一部に限られますので、人気のある渡船店の週末の予約は早めに済ませる方が安心です。
 この地域では満ち潮でしか釣れない磯、引き潮でしか釣れない磯、あるいは両方釣れる磯とがはっきりと分かれている場合が多いのが特徴です。しかし、御五神のように明らかに満ち潮が有利の釣り場が存在するする他、私個人もいろんな地区で船長や常連の人から「この磯は満ち潮で食うよ。」と言われた記憶が多いので、満ち潮を釣る時間が長くとれる、中~長潮にかけての徐々に潮位差の無くなる潮回りが狙い目だと思っています。従って可能であれば、この潮回りに釣行計画を立てる方が有利だと思われます。
 釣行する人数も出来れば偶数にした方がよいかと思います。というのも二人一組で降りるポイントが多いので、3人だと「分け前が減る?」ので何かもったいないような気がするからです。一部の例外を除いて同じ磯に次から次と人が降りることもありませんし、大きな磯に降りた場合でも原則的に1グループ1ポイントが確保できるようになっているので、この地域ではゆったりと釣る事を考えましょう。
 また、紀伊半島あたりとは違ってポイント図に載っているような有名磯でなくても釣れる確率がそんなに下がる事はないので、磯選びは船長に任せて、それこそ「大船に乗ったつもり」でいればいいと思います。
コメント
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