自分はこのメーカーのハリスしか使わないという頑固な人には関係ない話かも知れないが、甘い水に集まるホタルのようなタイプの人間は「最強の~」という、うたい文句につられて使用する道糸やハリスのメーカーが結構変わってしまう。かくいうワタシもホタル・タイプの人間だ。
で、いろんなメーカーの糸を使っていると感じるのが、号数、表示上の標準直径も同じハズなのに、現物同士を比べると、メーカーごとに太さが違うという事だ。コレは兄も感じていることだし、ブラインド・テストをした結果でも違いがでた。また、以前にはメーカーのテスターが公言していた事さえあるのだ。
もちろん、ワタシはコンマ何ミリの世界を計測する精密機器を持っていないので、細かい数値までは計測できない。だから「あるメーカーが太いから」そうなのか、あるいは逆に「あるメーカーが細いから」そうなのか、までは断定できないのは残念な事だと思っている。
それでも昔のように1号刻みはもちろん、チョッと昔の0.5刻みくらいまでなら、他メーカーとの比較で「チョッと太い(あるいは細い)かな?」程度で済んでいた。しかし、最近のように0.25刻みになってくると、例えばA社の1.25号のハリスがB社の1.5号のハリスよりも太い、という事はまさか無いとは思うが、限りなく近づくというような現象が起きるのでは?とアホな推測をしてしまう。
でも、仮にワタシの推測が正しいとなると、釣り人の自慢の一つである「ハリス1.25(1.2)号で、こんな大物を釣りました。」っていうヤツは、これからは自慢した相手に「で、どこのハリス?。」と聞き返され、「だったらオレがA社の1.5号釣ったヤツと変わらないネ。」と言われてしまう日が来るかも知れない。
現在のところ、安全基準が必要な工業製品や食品のように命に関わる問題にはならない釣具の世界では、届け出の義務があったり、公的機関の抜き打ち検査があったりするワケではないのでこんな事が起こるのだろうけど、混乱を避けるためにも、例えば「標準直径により近いコンテスト」のような技術コンペを開くなどして、出来る限りメーカー間の差は縮めて欲しいと思うのだが…。
また、技術的に自身のあるメーカーは「ウチの製品は高度な技術をもって、より標準直径に近い高精度なハリスを生産しております。」と、堂々と宣伝して欲しいと思う。
ここからは仮定の話…。もし今後、各メーカー間でハリスの強度合戦が激化したとしよう。その時の話だ。
2030年。素材の強度で相手に差をつけることが出来なくなったハリスメーカーは、こっそり相手を出し抜いて少しずつ太くしていく手段に出た。そして、ジジイになったワタシは手に取ったハリスと古い道具箱から引っ張り出した同じ号数のハリスとを比べて驚愕するのであった。「2倍になっている…。」ってそんなワケないか?。
で、いろんなメーカーの糸を使っていると感じるのが、号数、表示上の標準直径も同じハズなのに、現物同士を比べると、メーカーごとに太さが違うという事だ。コレは兄も感じていることだし、ブラインド・テストをした結果でも違いがでた。また、以前にはメーカーのテスターが公言していた事さえあるのだ。
もちろん、ワタシはコンマ何ミリの世界を計測する精密機器を持っていないので、細かい数値までは計測できない。だから「あるメーカーが太いから」そうなのか、あるいは逆に「あるメーカーが細いから」そうなのか、までは断定できないのは残念な事だと思っている。
それでも昔のように1号刻みはもちろん、チョッと昔の0.5刻みくらいまでなら、他メーカーとの比較で「チョッと太い(あるいは細い)かな?」程度で済んでいた。しかし、最近のように0.25刻みになってくると、例えばA社の1.25号のハリスがB社の1.5号のハリスよりも太い、という事はまさか無いとは思うが、限りなく近づくというような現象が起きるのでは?とアホな推測をしてしまう。
でも、仮にワタシの推測が正しいとなると、釣り人の自慢の一つである「ハリス1.25(1.2)号で、こんな大物を釣りました。」っていうヤツは、これからは自慢した相手に「で、どこのハリス?。」と聞き返され、「だったらオレがA社の1.5号釣ったヤツと変わらないネ。」と言われてしまう日が来るかも知れない。
現在のところ、安全基準が必要な工業製品や食品のように命に関わる問題にはならない釣具の世界では、届け出の義務があったり、公的機関の抜き打ち検査があったりするワケではないのでこんな事が起こるのだろうけど、混乱を避けるためにも、例えば「標準直径により近いコンテスト」のような技術コンペを開くなどして、出来る限りメーカー間の差は縮めて欲しいと思うのだが…。
また、技術的に自身のあるメーカーは「ウチの製品は高度な技術をもって、より標準直径に近い高精度なハリスを生産しております。」と、堂々と宣伝して欲しいと思う。
ここからは仮定の話…。もし今後、各メーカー間でハリスの強度合戦が激化したとしよう。その時の話だ。
2030年。素材の強度で相手に差をつけることが出来なくなったハリスメーカーは、こっそり相手を出し抜いて少しずつ太くしていく手段に出た。そして、ジジイになったワタシは手に取ったハリスと古い道具箱から引っ張り出した同じ号数のハリスとを比べて驚愕するのであった。「2倍になっている…。」ってそんなワケないか?。