透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「日本の庭園」

2008-02-22 | A 読書日記



 書店で本を探す。

どうしても平積みされている本に目が行く。書棚に並ぶ本のタイトルを具に(つぶさにってこんな字なのか、備にとも書くのか・・・)見て探すことも必要だ。久しぶりに中公新書の棚をじっくり見てこの本を見つけた。

『日本の庭園 造景の技とこころ』進士五十八。

明日じっくり読もうと思う。江戸時代の美の達人小堀遠州が気になりだしてからこの手の本にも関心が及ぶようになった。

カバーの折り返しにこの本の紹介文がある。**石と水、そして木。日本庭園はこれらを美しく組み合わせ、その地の自然と歴史と文化を一体として表現した。(中略)植栽、石組、水工などの作庭技術を詳細に解説する。(中略)本格的日本庭園入門書。**

中公新書はどちらかというと地味だが、中身の濃い本が多いように思う。

この本で日本庭園に関する知識を少し得てから、例えばこんなところを散策するのもいいかもしれない。


ワークライフバランスについて考えるの巻

2008-02-22 | A あれこれ

 鈴木建設営業3課のハマちゃんが主人公の映画「釣りバカ日誌」。皆さんご存知ですよね。

ハマちゃんの「ワークライフバランス」を自分のそれと比較してあまりの違いに愕然として、「いいな~ハマちゃん」と思いながらついこの映画を観てしまうという人が多いのではないでしょうか。

ハマちゃんの机の引出しには釣り用の小道具がびっしり。有給休暇をめいっぱい取って、釣り三昧。営業先から直帰することもしばしば。出張先では仕事を早めに切り上げて釣り、釣り、釣り。でもハマちゃんは営業成績もそこそこではないのかな。

そんなハマちゃんの日常が羨ましくて仕方がないというオトウサンが多いのではないでしょうか・・・。

就労時間の長短とアウトプット(仕事の成果)には正の比例関係がある、という認識がまだ一般的なのかも知れませんね。でも仕事の内容が昔とはだいぶ変わってきていますから、そうでもないらしいです。残業大国日本の労働生産性があまりよくないというのが最近の実態のようですね。

ライフが充実していないとワークの成果も上がりませんよ、少子化に歯どめをかけるためにも両者の適度なバランスが必要ですよ、などと厚生労働省は唱えているようです。

ワーク(仕事)とライフ(プライベートな生活)の適度なバランスが大切というわけなんですね。「ワークライフバランス」、そのバランスポイントはもちろん人によって異なるでしょうし、そもそも時間の長短だけで判断できる問題でもないようにも思われます。両者の内容というか質も同時に考えないと問題の本質が見えてこないでしょう。

アルコールしたのでこの先の論理の展開、省略)

結局この問題は人生観に帰着するような気がします。バランスポイントなんてどうでも ♪いいじゃないの幸せならば というわけです。

少しこの問題について考えてみませんか? と提起して今回はオシマイ。