■ 信濃毎日新聞朝刊1面の下段に「斜面」というコラムがある。朝日新聞でいえば「天声人語」にあたる。
昨日(5日)の「斜面」は大学生の本離れを取り上げていた。やはり「斜面」を書いている論説委員も大学生の本離れが気になっているようだ。**深刻な“本離れ”を伝える記事を読むと、何か忠告したくなる。** とコラムにある。
読書の醍醐味は何だろうと、コラムの委員は考える。**人格形成に資する、視野が広がる、知識が備わる・・・。**と考えるも、**どれも自分に跳ね返ってきそうで口にできない**と続けている。で、コラムの最後を**余分な説明は省いて、ひと言だけ。「やっぱり本は読んだほうがいい」と。**結んでいる。
読書の効用を相手に説こうにも、自分のことを省みればためらってしまう、というのは私も同じ。
読書は脳そのものの食事のようなものではないか、と思うのだがどうだろう。私にとって読書は生活に欠かせないものだ。