透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「インターステラー」

2020-05-23 | E 週末には映画を観よう

 今朝(23日の朝)「インターステラー」をDVDで観た。2014年の年末にシネコンで観ている映画。その時の記事に加筆して再掲する。

この映画にはワームホールやブラックホール、それからブラックホールの周りに起こる強い潮汐力や時間の遅れ(ずれ?)などの宇宙理論が出てきて、ストーリーの展開上重要な役割をする。余剰次元という概念も出てくる。これらの理論、概念は私のような凡才にはイメージすることも、理解することも到底できない。でも映画は十分楽しめた。

重力理論の権威が映画製作に関わっているそうで、回転するブラックホールの映像化には最先端の知見が活かされているそうだ。

寿命の尽きかけた地球、人類は生き延びることができるのか・・・。移住可能な他の惑星を探すという、よくある宇宙もの。

娘に必ず帰ってくるからと言い置いて宇宙の旅に出る父親。娘との約束を果たすことはできるのか・・・。父親は重力を研究している娘に宇宙飛行で得られたブラックホール内のデータを伝えることはできるのか・・・。 その方法は? 娘は重力問題の解を得ることはできるのか・・・。そして人類は生き延びることができるのか・・・。

宇宙理論を取り込んだ実に壮大なSF映画だが、この映画のテーマを私は「時空を超えて伝えられる娘への愛」と理解した。家族愛はアメリカ映画の主要なテーマ。単なるSFに終始しないで、このようなテーマをバランスよく織り込んでいるところもすばらしい。

キューブリックの「2001年 宇宙の旅」を思わせる映像表現が何カ所かあることに今回気がついた。オマージュ的な扱いをしているのかもしれない。


初稿:2015.01.02


休肝日 週5日

2020-05-23 | A あれこれ

 飲酒しないで肝臓を休ませる日を週2日取るように。世の中が週2日なら、私は週3日にしよう、と「休肝日 週3日」を始めたのが2016年の6月だった。それまではほぼ毎日、量は少ないが飲んでいた。その後徐々にハードルを上げ、今では休肝日 週5日、週末2日しか飲まないようにしている。時々達成できない週もあるが、このところ成績が良く、連続8週達成した。 

有森裕子さんはバロセロナ(1992年)に続き次のアトランタ(1996年)オリンピックでもメダルを獲得して「初めて自分で自分をほめたいと思います」とインタビューに答えた。それまでにも自分をほめる機会は何回もあっただろうに、自分に厳しい人なんだろう。でなければこのような偉業(日本女子陸上選手で初の2大会連続オリンピックメダル獲得)が達成できるわけがない。

自分に厳しくない私は、飲酒 週2日を8週続けることができたというだけで自分をほめる。「すばらしい!」