透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1278 諏訪市湖南の火の見櫓

2021-05-13 | A 火の見櫓っておもしろい


1278 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13

■ 実に姿形の良い火の見櫓だ。櫓のプロポーション良し、屋根と見張り台のバランス良し。脚も良し。屋根が一部欠損しているのは残念だが、火の見櫓の造形美とはこういうことかと思わせる1基だ。



見張り台から脚元までなだらかなカーブを描いて末広がる立ち姿は美しい、ただこの一言。


 


1277 諏訪の貫通やぐら

2021-05-13 | A 火の見櫓っておもしろい


1277 諏訪市豊田 4脚(貫通)44型 撮影日2021.05.13



 岡谷、諏訪の2市と下諏訪町が諏訪湖を囲み、境界線が湖上を通っている。ここ諏訪市豊田には諏訪湖に向かうなだらかな斜面に集落が広がっている。坂道の脇に立つ貫通やぐら! 脚が屋根を突き破っている。


スタンダールじゃないが、小屋の「赤と黒」のコントラストが魅力的な小屋を確かに脚(柱とした方が良いかな)とブレースが屋根を貫いている。反対側は・・・。



軒をカットして外付け梯子を納めている。貫通やぐらを見るたびに、「なぜ? なぜ、こんなことしたんだろう」って思う。


所在地訂正 2021.11.07


1275 岡谷市湊の火の見櫓

2021-05-13 | A 火の見櫓っておもしろい


1275  火の見櫓のある風景 岡谷市湊 4脚44型 撮影日2021.05.13

 諏訪湖の西側、岡谷市には火の見櫓が多く、まだ見ていないものが何基もある。今日(13日 *1)の午前中出かけてきた。集落内に入り込んでいって今日初めて出合ったのがこの火の見櫓。




扁平した屋根、小さい蕨手



見張り台の形が特徴的。1面だけバルコニーのように持出して、手すりに消火ホースを掛けるフックを付けてある。バルコニーの両端に方杖(斜材)を大きく突いている。見張り台の手すりにも櫓と同じリング付きブレースを付けてある。このようなデザインも時々見かける。床面は鋼板張り。


ごく簡素な踊り場。櫓のてっぺんの半鐘をここに移したのかもしれない。



脚元。正面しか脚が無い。このようなタイプの扱いに困るが、4脚44型としておく。櫓の中に入り込むのに支障が無いように、正面だけブレースを付けないで脚を設えてある。