1281 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13
坂道のある風景は魅力的。そこに火の見櫓が立っているのだから、って何稿か前にも書いたな(過去ログ)・・・。
13日に見た火の見櫓は7基、美形ぞろいだった。それぞれロケーションも好かった。また再訪したい。
1281 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13
坂道のある風景は魅力的。そこに火の見櫓が立っているのだから、って何稿か前にも書いたな(過去ログ)・・・。
13日に見た火の見櫓は7基、美形ぞろいだった。それぞれロケーションも好かった。また再訪したい。
1280 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13
■ 車のすれ違いができないような狭い道を進む。「あ、火の見櫓!」
屋根・見張り台周りは端正なつくり。見張り台の4隅を突く方杖は直線材。
外付け梯子から踊り場へ入り込むための開口と梯子の取り合いがユニーク。なるほど、確かにこういう方法もありだな、と思う。
脚と取り合う横架材の4隅に火打ちを入れている。櫓が3角形の場合には不要な火打ちだが、4角形の場合には必要と判断してこのように設置するともある。
13日に見た火の見櫓は全て意を決して狭い道路を進んだので出合うことができたもの。
1279 諏訪市湖南 4脚44型 撮影日2021.05.13
■ 中信エリアには櫓が3角形の火の見櫓が多いのに対し、南信エリアには4角形の火の見櫓が多い。同じ鉄工所で製作された火の見櫓でも両エリアで違うから、鉄工所の違いではなく、地域性だと思われる。なぜなのか、その理由は分からない。
この火の見櫓は市街地を俯瞰するような高いところの集落内に立っている(上の写真)。見張り台からは、この火の見櫓がカバーする地域を見渡すことができただろうし(もっとも全域見渡せないと困るのだが)、半鐘の音も遠くまで届いただろう。
形の良い火の見櫓だが、全体的錆びている。屋根も一部欠損していて痛々しい。スピーカーが取り付けられているから、まだ使われているのだろう。できればきちんんとメンテナンスして良好な状態を保持して欲しいものだ。